富士通(株)は24日、24時間の連続稼動に対応した、最大容量200GBの2.5インチHDD“MHY2 BS”シリーズを発売すると発表した。8月末に販売を開始する。価格は個別にて見積もりとなっている。容量は、200GB/160GB/120GB/100GB/80GB/60GB/40GBをラインアップする。
MHY2 BSシリーズは、24時間連続稼動に対応するほか、高頻度でのデータの読み書きも可能で、ATMシステムやPOSシステム向けという2.5インチHDD。回転数は毎分5400回転で、データ転送速度は最大150MB。平均シーク時間は読み出しが12ミリ秒、書き込みが毎秒14ミリ秒。同一筐体に複数のHDDを搭載した場合に発生する振動“ローテーショナル バイブレーション”によるパフォーマンス低下を防止する機能を搭載している。動作音はアイドル時2.4ベルズ。
インターフェースはシリアルATA。消費電力は読み出し/書き込み時で1.9W(スタンバイ時0.13W、アイドル時0.60W)。耐衝撃性能は、動作時325G(2ミリ秒)、非動作時900G(1ミリ秒)。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ9.5mm、重量は101g以下。