『WX320K』は京セラ(株)製の(株)ウィルコム向けPHS音声端末。8xパケット方式を除く、ウィルコムのすべての通信方式に対応している。“京ぽん”の最新モデルだが、ハイスペックな『WX310K』の後継ではなく、ベーシックな『WX300K』との中間という位置づけ。天板はアルミ製で、持つとひんやりキモチイイ。メタルな“京ぽん”てことで、ここでは勝手に“メタぽん”と呼ばせていただいた。
まずはそのメタぽんの外観から見ていこう。ハイスペックモデルの後継でないため、Bluetoothやメモリーカードスロットなどは搭載しない。全体的に機能を絞り込んだシンプルモデルに近いが、京セラ製のPHS端末としてはJava(MIDP2.0)に初めて対応していたり、RSSやオンラインストレージサービスに対応しているなどの特徴がある(詳細は次ページで解説)。
携帯電話キャリアーの最新モデルに比べると正直見劣りすると言わざるを得ない本体機能ではあるが、メタぽんにはメタぽんでしか現在利用できないサービスがある。次ページではその唯一無二のサービスを一本釣りしていく。