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日本ビジネスオブジェクツ、ETLを強化する3製品を発表

2006年11月21日 00時00分更新

文● アスキービジネス編集部

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日本ビジネスオブジェクツは11月21日、同社のETL製品「Data Integrator XI」を拡張する3つの製品を発表した。

BIやEPMにおけるデータの品質を確保

 11月21日、業務システムからデータを抽出し、データウェアハウス(以下、DWH)に書き出すETL(Extract,Transform,Load)製品「Data Integrator XI」を提供する日本ビジネスオブジェクツが、同製品を強化するツール群を発表し、2007年1月9日から出荷する。

 今回発表されたツールは3つで、データベースを評価・分析する「Data Insight XI」、データクレンジングツール「Data Qualify XI」、DWHとリアルタイムのデータを統合する「Data Federator XI」。

 Data Insight XIとData Qualify XIは、DWH内のデータベースの品質を高めるツール。Data Insight XIは、データベースを活用する前に事前評価し、データベース内にあるフォーマットが統一されていない項目や空白の項目などを抽出して、修正が必要なデータを探し出すことができる。Data Qualify XIは顧客データなどの住所を正規化するツールで、複数のデータベース間で重複する顧客データの統一なども行なえる。

 Data Federator XIは、DWHに格納される前のリアルタイムデータを、DWH内のデータベースと仮想的に統合するためのツール。これによって過去のデータに最新のデータを加えた形での、レポートの出力が可能になる。

 ビジネスオブジェクツでは、これらの製品を活用することで、より精度の高いデータを元にしたBIによる情報活用が可能になるとしている。

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