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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」第17回

ニコニコ動画に住む「家族」 スズナリさん家の歌作り

2010年02月27日 12時00分更新

文● 四本淑三

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先週の記事でとりあげた鬼才ユニット・プアミルクの代表曲「さいたまガール」。この曲を「歌ってみた」としてカバーし、注目を集めているのが今週紹介する「スズナリ」さんだ

 ニコニコ動画の中、特にボーカロイドの曲には、様々な派生バージョンとしての「歌ってみた」というカバー文化がある。カラオケトラックに自分の歌を乗せただけの簡単なものから、バックトラックまで作りこんだ本格的なカバーまで様々だ。

 中でもミュージシャンズ・ミュージシャン的な存在なのが「スズナリ」さんだ。ラウンジ感のあるピアノとグルーヴ、そして何より女性ボーカルの愛らしさで、独特の癒しを感じる音を構成する。選曲センスも抜群で、超有名曲からほとんど誰も知らないマニアックな曲まで、何をやっても「スズナリさんとしか言えない」音に仕上げている。

 スズナリさんのやる曲には間違いがない。それが「スズナリさんにカバーされたい」と願うボカロPが少なくない理由でもある。

 ただスズナリさんの実像は謎だ。公式サイトもブログもない。我々に分かるのは「スズナリ」名義のカバー曲以外に、「鈴鳴おん」名義でのラップ用トラック、ボーカロイドを使った「円盤P」名義のオリジナル曲がニコニコ動画に上がっていること。

 他に手がかりになる情報といえば、ニコニコ大百科の掲示板に「鈴鳴おん」を名乗る人物が明かしたいくつかの事柄だけだ。それによればメンバーは「鈴鳴家」という家族であるという。家族構成は、

 鈴鳴おん(音)/鈴鳴ちりん(歌)/鈴鳴ベレー(絵)/鈴鳴ぷう(猫)

 という三人と一匹。この情報は真実なのか? 本当に鈴鳴家は実在するのか? その実像に迫るべく、我々は秘密裏に鈴鳴家とコンタクトに成功した。そして、このインタビューの現場に現れたのは、鈴鳴おんさん、鈴鳴ちりんさんの二人だった。

※ インタビュー記事内の動画は左が「カバー」、右が「原曲」となっています

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