ニコニコ動画好きなら、東方Projectの派生キャラクター「ゆっくり」の声はご存知のはず。
「SofTalk」(ソフトーク)という無償ソフトを使って作られた、独特の間延びした口調はまさに「ゆっくり」としか言いようがないわけだが、そのソフトークが使っている音源ライブラリの名を「AquesTalk」(アクエストーク)という。
![]() | 「ゆっくり」。なんとも言えない表情 |
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またUTAU(関連記事)のデフォルト音声として有名な「唄音ウタ」、通称デフォ子の音源も、実はこのAquesTalkだ。
AquesTalkは株式会社アクエストが開発し、無償頒布している音声ライブラリ。元来組み込み向けに開発されたため、非常に容量が小さい。現在はAquesTalk2に発展したが、それでも音声データ込みでわずか約50KBという軽さ。これは競合するものがない。
▲AquesTone代表曲 AquesTone and EMX by Denkitribe
アクエスト社自身でも、このAquesTalkのライブラリを使った歌唱ソフト「AquesTone」を開発し、無償頒布している。Windows向けのVSTiで、DAWで起動してリアルタイム演奏できるほどの軽さだ。ヤマハのVOCALOID2にもVSTiはついているが、動作が重くてリアルタイム演奏には向かない。
アクエスト社は、テキスト音声合成技術を突きつめるため、山崎信英さんが7年前に脱サラして起こした会社だ。一連のプロダクトも彼が全部一人で作っているという。一体、音声合成の何が面白いのか、そして最終的に何を目指しているのかを伺った。
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