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週替わりギークス ― 第155回

「SNSで話題」はステマやバズ狙いで信じられなくなった

2019年12月24日 17時00分更新

文● 吉永龍樹 編集● 上代瑠偉/ASCII

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©2019 日本すみっコぐらし協会映画部

 SNSで話題の『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を観た。もともと、すみっコぐらしというキャラクターにあまり興味はなかったが、Twitterを中心としたSNSであまりにも絶賛されていたので、観に行ったのだ。

 Yahoo!リアルタイム検索による、この作品に関するツイート数の変容は以下のとおり。

 11月8日に公開された後、10日に「大人向けかもしれない…初めて映画館で泣いた」というツイートが1万3000RTを超えるバズになり、翌日の11日に「アンパンマンだと思って観たら攻殻機動隊だった程の衝撃」というツイートが3万RTを超えることで、完全にトレンド入りを果たした。

 ほかにも「真のジョーカー」や「実質奈須きのこ」といった絶賛ツイートも多く見られたため、僕としても「今すぐにでも観るしかない!」と決断したのだ。

「ごくごく普通の子ども向け映画だな……」

 ところが、11月19日、夜の新宿になんとか時間を作り、観に行った感想は意外。「ごくごく普通の子ども向け映画だな……」という虚しいものだったのである。

 もちろん、名作とは言えるだろう。「最後に泣ける」という意見もわかる。しかし、ハリウッドの超大作に慣れすぎた僕には、映像の作り込みはとても単純で情報量が少ないものに感じた。肝心のストーリーは60分ほどであっさりと終わるため、肩透かしを食らった感も否めなかった。

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