ヒパヒパ! アスキーのグルメ担当ナベコです。この連載は毎日たくさん飲み食いしているグルメ担当の記者が無謀にもダイエットに挑戦するというのがテーマ。食べたもの、飲んだものを晒していきます。
この前、セブン-イレブンで買った「セブンプレミアム すみれチャーハン」を食べました。1人前、267円。北海道の味噌ラーメンの名店「すみれ」のチャーハンを冷凍食品で再現したとか。
結論から言うとめっちゃうまいんですよね。
お米がひと粒ずつモチモチしていて、玉子は機械的ではなく自然な炒り具合、ラードの香ばしい香りとゴロゴロしたチャーシュー。冷凍食品とは思えない、手作りのような出来上がりでした。
実は、私はレンジではなくフライパンで炒めて解凍したので(パッケージの説明では解凍方法はレンジのみ)より香りが立ったのかもしれません。それにしても最近の冷凍食品はレベルが高い。かつては、冷凍食品の炒飯は「炒める」過程をやっていないものが主流で、チャーハン風の味付けのご飯だったそうですが、最近は炒めてから冷凍食品に仕立てているそうなので、質感が断然上がっています。
さて、冷凍食品の技術の話はおいておいて、ふと気になったのが「すみれ」のチャーハンの触れこみ。
「すみれの味噌ラーメンの特徴でもあるラードを使用し、炊き立ての米を高温で炒めた、コクの感じられるしっとりチャーハン」なのだそうです。
「しっとり」なんですよね。
お店のチャーハンと言えば「パラリ」。そういう印象を持っている人も多いと思いますが、実はチャーハンは「パラリ系」と「しっとり系」に大別されます。
パラリ系のチャーハンが人気なのかと思いきや、ネットを見るとしっとり系のファンはとても多いようです。私もどちらかというとしっとり系のチャーハンが落ち着いて好きだな。
少し調べたところ、しっとり系のポイントは「ラード」のようです。ご飯にしっかりとラードを絡ませることで、水分が抜けないしっとりした仕上がりになるそう。まさに、すみれのチャーハンの調理法ですね。
しっとり、と言っても、べっちゃりとは異なります。お米のまわりを脂がコーティングすることでおいしさを閉じ込めているのが魅力です。
あなたはパラリ系としっとり系、どちらがお好きでしょうか。お気に入りのチャーハンがどっちか、考えながら食べてみると楽しいですよ。
アラサー記者の食事を公開(実録)
●636日目
朝・昼 鍋焼うどん
夜 お刺身 春菊のサラダ
呑みもの ビール 日本酒 日本酒
日本酒を飲みました!
鳥取の太田酒造場が醸す「辨天娘 槽搾り 中垂れ」。酒米は五百万石です。
「槽搾り」というのは、もろみの昔ながらの搾り方。時間をかけてお酒を搾るため、洗練された味になるそうです。「中垂れ」というのは、搾ってすぐに出てきたいわゆる「一番搾り」の次のもの。バランスが良い味わいになるそう。
飲んでみたところ、味は、濃醇で味わい深いのに、繊細。優しい、優しい、味でした。甘味があって、お燗をつけるのがおいしい日本酒。最近人気の吟醸系ではありませんが、料理に合わせるなら甘みのあるお酒が相性よいです。
●637日目
朝 ご飯 ベーコンとオクラの炒め物 味噌汁
昼 ステーキ(400g)
夜 キャベツのサラダ 空豆
呑みもの ビール 日本酒 日本酒
さて、体重計測の結果は?
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