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ソニー「HUIS」やリンクジャパン「eRemote mini」など魅力的な製品が登場

最新の「学習リモコン」はここまで進化した! (1/4)

2017年01月19日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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 あいかわらず寒い日が続く今日この頃。コタツから出たくない、フトンから出たくない、電気カーペットから出たくない……大いに共感できる話である。

 この冬の3大“出たくない”をサポートしてくれるのが、最新の「学習リモコン」だ。

 昨今の学習リモコンは、とんでもなく進化している。テレビやビデオはもちろん、エアコンから照明器具まで、ありとあらゆる赤外線リモコン機器を制御できる。

 それだけではなく、マクロ機能やタイマー機能も充実しており、ボタン1つで複数の機器を次々に操作したり、指定の時間が来たら特定の機器を自動で起動させたりもできる。

 スマホアプリと連動して、スマホから各種機器を制御できる「学習リモコンアダプター」的なものまであり、トイレと風呂と水分補充と来客以外は動かなくていいのではないか、という環境ができそうである(スマホで宅配ピザでも頼めば食事を作る必要もないし)。

 本特集では、人を堕落させる悪魔のデバイスとののしられるのを覚悟の上で、最新の高機能型学習リモコンやアダプターを紹介する。

全面がタッチパネルの次世代リモコン
ソニー「HUIS REMOTE CONTROLLER」

「HUIS REMOTE CONTROLLER」

「HUIS REMOTE CONTROLLER」

 ソニーの「HUIS REMOTE CONTROLLER」(実売価格 2万8000円前後)は、表面の全面がタッチパネルディスプレーとなっている学習リモコン。

背面には赤外線送信部がある

背面には赤外線送信部がある

底面にmicroUSB端子を装備。充電やPC接続時に使う

底面にmicroUSB端子を装備。充電やPC接続時に使う

起動すると登録済みリモコンのリストが表示される

起動すると登録済みリモコンのリストが表示される

 全面ディスプレーと聞くとバッテリーがあまり持たないのではないか、という危惧があるが、ディスプレーには電子ペーパーを採用しているため、操作時以外はほとんど電力を消費しない。

操作する機器のカテゴリーを選択する

例えば「TV」を選ぶとメーカー名がリスト表示される

例えば「TV」を選ぶとメーカー名がリスト表示される

リストにない機器を操作する場合は、ボタンを1つ1つ学習させる必要がある

リストにない機器を操作する場合は、ボタンを1つ1つ学習させる必要がある

 操作するデバイスの登録は極めて簡単だ。「テレビ」「エアコン」「照明」「オーディオ」「ブルーレイ/DVD」といったデバイスのカテゴリを選ぶと、メーカー名がリスト表示されるので、それを選べば完了。

 各機能がリモコン画面のボタンに登録された状態で表示されるので学習の必要がない(リストにないメーカーの製品の場合は学習が必要)。カテゴリーには「プロジェクター」や「セットトップボックス」「扇風機」といったものも用意されている。

「TV」のリモコンはこんな感じ

「TV」のリモコンはこんな感じ

下に3画面スクロール、というか切り替わる

下に3画面スクロール、というか切り替わる

 リモコンはディスプレー上で指をスライドさせることで画面を切り替えられる。縦方向はリモコンの機能の切り替えで、横方向はリモコン自体(複数のデバイスを登録している場合)を切り替えられる。

 正直なところ、デフォルトの状態では使いにくい面もある。特に、縦方向のスライドに関しては感度が若干低く、うまく切り替えられないように感じた。

 しかし、実はWindowsソフトと連携したカスタマイズを施すことで、その使い勝手はかなり向上する。その方法については次ページ(アスキー倶楽部会員向け)で紹介する。また、スマートフォンを学習リモコンとして使う「eRemote mini」といった製品も詳しく紹介していく。

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