Meta AIは微妙だが、今も魅力的な「Ray-Ban Meta」
課題は専用ケースが前提となっている「充電」の部分だ
筆者が普段かけているAIグラスは「Rokid スマートAIグラス」である。これが撮影や音声対話に活躍する一方、Ray-Ban Metaはこのところ開店休業気味。現時点のMeta AIを、ChatGPTやGeminiと比べると、筆者にはまだ物足りない。しかし、Ray-Banの看板に惹かれて衝動買いした眼鏡を見捨てる気はない。いかにも普通の眼鏡に見える姿は、今も魅力的である。AIが育てば大化けするかもしれない。その期待を抱きながら、まずは手元で改善できそうな「充電」を探ってみた。
Ray-Ban Metaは充電方法まで眼鏡らしい。使い終えたら専用人工皮革ケースに収める。すると保護しながら充電できる。眼鏡メーカーとしては実に筋の通った設計だが、途中で電池が減ったとき、ケースにしまってしまうと撮影も対話も中断することとなる。
その仕掛けは鼻の上にある。フレームのブリッジ内側に充電用の接点があり、ケース内部の突起に差し込むと接続される。眼鏡側からケーブルをぶら下げない潔さと引き換えに、電源への入口はほぼケースが独占する。
ケースの内側をのぞくと、鼻を置くような位置に充電部が立っている。眼鏡を固定する部品が、そのまま給電部を兼ねるわけだ。よくできているが、ケースは外出先で少しだけ充電したいときにも必要になる。
対するRokid スマートAIグラスは、テンプルの終端に5つの接点を並べ、磁石で専用ケーブルを吸着させる方式。こちらにも充電ケースはあるがオプションだ。付属ケーブルとUSB電源があれば、ケースがなくても充電できる。
AIグラスは小さな電池でカメラ、スピーカー、無線通信を動かす。撮影やAIとの会話を続けると、筆者の使い方では残量が気になり始める。Rokidならモバイルバッテリーから給電しながら装着でき、海外旅行中の動画撮影でも重宝した。もちろんケーブルが顔の横を垂れるスペシャルな格好には目をつぶる必要がある。
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