Ray-Ban Meta用の充電アダプターを衝動買いも
正直期待とは違っていた製品だった
Ray-Ban Metaでも同じ遊びができるのではないか。そう期待して入手したのが、LinkeoStar「CHARGING ADAPTER For Meta Glasses」である。箱から出てきたのは、充電ケースの鼻当て部分だけを切り出したような小さな黒い部品。USB Type-C端子を備え、電源は別に用意する。ストラップも付属し、ケースより気軽に持ち歩けそうだ。
上部には眼鏡を支える形状と2つの給電ピン。狙いは明快で、専用ケースを持ち出さずにRay-Ban Metaを充電すること。スマホと共有できるモバイルバッテリーをつなげば、机の上や移動中に眼鏡を外して補給できる。大きなケースを鞄から探す手間は減る。
ところが眼鏡にはめてみて、筆者の期待は少しずれた。アダプターはブリッジの裏側、つまり人間の鼻が入る場所を使う。充電そのものはできても、これを装着したまま眼鏡を普通にかけ、RokidのようにAIと遊ぶのは難しい。小型化したのはケースであって、充電端子の場所が変わったわけではなかった。鼻はUSB Type-C端子より交換が利かないのである。
もちろん、このアダプターは無駄な買い物ではない。純正ケースを置いて出かけても、USB電源さえあれば眼鏡を外して充電できる。ケースを守る役目と、電力を補給する役目を分けられるのは便利だ。ただ、筆者が望む「かけたまま長時間使う」道は、鼻の位置にある接点をどう使うかという難題を残した。
Ray-Ban Metaの設計は、使わない時間にケースで充電する普通の眼鏡の習慣によく合う。Rokidの設計は、ケーブルを引きずってでも使い続けたい筆者の習性に合う。両方を持って初めて、この違いが面白く見えてきた。いま開店休業中のRay-Ban Metaにも、AI機能が育って忙しくなる日を期待したい。その頃には充電アダプターも活躍するはずだ。まずは筆者の鼻と場所を取り合わない使い方から、研究を始めよう。

今回の衝動買い
・LinkeoStar「CHARGING ADAPTER For Meta Glasses」
・購入:AliExpress
・価格:1298円
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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