荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第992回
キヤノンさん、普及機にF1.2キットは反則です。激しく動く猫の瞳もビシッと捉える「EOS R8 Mark II」の破壊力
2026年10月01日 12時00分更新
2026年の秋は、業界情勢的に円安だったりメモリーをはじめとする半導体不足や価格高騰などで大変そうであるけれども、それでもちょっと頑張れば手に入りそうなクラスのミラーレス一眼が続々と登場しそうでありがたいのである。
その筆頭がキヤノンの「EOS R8 Mark II」。EOS R8シリーズはフルサイズセンサー搭載ミラーレス機の中ではややエントリー向け。それが、めちゃ強化されてMark IIになったのだ。猫瞳AFも連写もOKで手ブレ補正も内蔵。
それだけじゃなくて、日本オリジナルの「レンズキット」が用意されたのである。そのレンズが45mm F1.2。いきなりF1.2とはなかなか豪気な構成だ。
絞り値F1.2というのは、簡単にいえばピントの合う範囲がめちゃ狭くてシビアで、その代わり前後が大きくぼけて「これぞフルサイズのデジタル一眼だぜ」って写真を撮れるスペックなのである。しかも光を多く通すので、屋外に比べて暗い室内撮影にも向いてる。飼い猫撮り向きじゃん。
F1.2の極上ボケと新機能「フィルム調」で
生活感のある背景を消し去る
とりあえず、うちの黒猫。彼女(メスなのだ)がいるのは仕事用の椅子の上で、どうも収まり具合がよくて気に入ってるようなのだが、背景は寝室でどうにもこうにも写ってしまうとプライベート感が出て良くない。
でも、45mmでF1.2というレンズを絞り開放で使うと、前後がすごく大きくぼけてほんわりと色だけが残ってくれる。さらに、新しく追加されたポジティブフィルム調のカラーフィルターをかけてるので色も鮮烈。
逆に、ネガティブフィルム調のカラーフィルターもある。こっちはちょっと渋い感じに仕上がる。
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