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Mr.ウォーカー玉置泰紀が厳選! おすすめスポット/アイテムベスト5 第28回

【決定版・お月見絶景】今年の十五夜(9月25日)を見逃すと来年まで待てない! 関東の極上「中秋の名月」スポットベスト5

2026年09月20日 17時00分更新

文● 玉置泰紀(元エリアLOVEウォーカー総編集長、一般社団法人メタ観光推進機構理事)

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「中秋の名月」=満月とは限らない? 十五夜にまつわる意外な話

 1年にたった一度、誰もが夜空を見上げる「中秋の名月」(2026年は9月25日)。そもそも「中秋の名月」とは、旧暦8月15日の夜に見える月のことで、「十五夜」とも呼ばれる。平安時代に中国から伝わった風習で、貴族たちが舟の上から水面や盃に映る月を眺めて和歌を詠むという、非常に雅な遊びとして楽しんできた。ちなみに「中秋」とは、旧暦で7〜9月を秋とした際の"真ん中"にあたる8月を指す言葉であり、空気が澄み、月が最も見やすい高さに昇ることから、一年で最も美しい月とされてきた。

 しかし、「名月」だからといって必ずしも満月とは限らないのが面白いところ。2026年も、名月は9月25日だが、実際の満月はその2日後の9月27日(日本時間1:49)となる。旧暦は新月を1日として数えるため15日目の月が十五夜となるが、月の公転軌道が微妙な楕円形であるため、新月から満月までの日数は年によって変動し、「15日目の月」と「本当の満月」に数日のズレが生じるのだ。 

 さらに、日本には十五夜だけでなく、その約1ヶ月後の旧暦9月13日にも月見をする「十三夜(2026年は10月23日)」という風習もある。わざと少し欠けた月を愛でる日本独自の美意識に基づくもので、十五夜と十三夜のどちらか片方しか見ないことは「片見月(かたみづき)」と呼ばれ、縁起が悪いとさえされた。両方の夜を楽しむのが、日本の真の贅沢な風流なのだ。

月見バーガーも秋の風物詩に! 現代に受け継がれる“お月見文化”

 そして秋の風物詩といえば、今やマクドナルドの「月見バーガー」も外せない。1991年に誕生したこの商品は、もともと「たまごを使った新商品」として開発されており、最初からお月見コンセプトだったわけではない。しかし試食会で当時の社長・藤田田氏がひとくち食べた際、まんまるの目玉焼きを見て思わず「これは月見バーガーや!」と口にしたことから名付けられたという。 

今年はなんと、第2弾として新作バーガー「北海道産じゃがペッパー月見」も9月24日から発売される

 卵の需要が集中する年末年始を避け、比較的安定して大量の仕入れができる秋に発売されたことで大ヒット。2026年は発売から35周年のアニバーサリーイヤーにあたり、「炙り牛すき焼き風月見」などが展開されている。「たまご=満月」という見立てだけで30年以上愛される文化に育ったのも、日本らしいメタ観光ならぬメタ食文化の極みといえる。

 そんな一夜限りの時限イベントである「中秋の名月」を最高潮に味わうため、刻々と表情を変える秋の夜空の下、お月見が何倍にもドラマチックになる関東の極上スポットを厳選して案内しよう。お天気に恵まれますように。

関東のお月見絶景が「時空を超える体験」になる3つのポイント

1. 現代のランドマークと伝統の月が織りなす対比

 歴史ある名所や自然豊かな水辺だけでなく、現代の象徴である超高層ビルやタワーが夜空に描くスカイライン。そこに対比する名月を眺めることで、都市の今と古の情緒が交差する東京ならではの夜景体験が生まれる。

2. 水面と夜空が一体化する「水上リフレクション」

 川面や湖面にゆらゆらと揺らめく「月の道」。地上から空を見上げるだけでなく、足元に広がるもう一つの月を同時に味わえる水辺のロケーションは、お月見の満足度を劇的に引き上げてくれる。

3. 歴史の記憶が宿る聖地で味わう静寂の月

 かつて武将や文人たちも同じ空で見上げていただろう歴史的建造物や神社仏閣。喧騒を離れ、神聖な空気に包まれながら月光を浴びる時間は、日常の思考をリセットしてくれる極上のマインドフルネスとなる。

次ページ:関東の「中秋の名月」おすすめスポットベスト5はこれだ!
 

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