アップルが9月9日(日本時間9月10日)のスペシャルイベントで発表するとみられるiPhone 18 Proシリーズは、前モデルから150〜200ドル(約2万5千〜3万5千円)値上げされる可能性がある。台湾の調査会社TrendForceの予測をもとに、米メディアMacRumorsが9月3日に試算を伝えた。
TrendForceが9月3日に公開した最新のスマートフォン市場調査によると、iPhone 18シリーズの価格は前モデルより10〜20%上昇する見込みだという。
MacRumorsはこの予測に、同社が6月時点で示していた14〜18%という値上げ幅の予測を当てはめ、iPhone 18 Proは1249〜1299ドル(約22万〜23万円。米国ストアと同じ価格のアップル製品の日本ストアでの販売価格から換算)、iPhone 18 Pro Maxは1349〜1399ドル(約23万〜25万円)からになると試算している。
現行のiPhone 17 Proは1099ドル(日本では19万4800円)、iPhone 17 Pro Maxは1199ドル(同21万4800円)からなので、いずれも約2万5千〜3万5千円の値上げとなる計算だ。
値上げの最大の理由はメモリーのコスト高騰だ。TrendForceによると、256GBのProモデルに使われるメモリーのコストは2026年第3四半期に前年比で400%近くも上昇する見込みで、ほかの部品の値下げ交渉では吸収しきれないという。同社は8月にも、256GB版iPhone 18 Proの部品コスト全体が前年比で約38%上がると分析していた。
ただし、世界経済の先行き不透明感から消費者が財布のひもを締めていることもあり、アップルはコスト増の一部を自社で負担してシェア維持を優先し、値上げ幅を比較的穏やかに抑えるとTrendForceはみているという。
一方、アップル初の折りたたみ式iPhone(仮称iPhone Ultra)については、TrendForceは2099〜2299ドル(約37万〜40万円)からの価格を予測しており、ストレージ容量が最大の構成では3000ドル(約52万円)を超える可能性もあるという。
なお、通常モデルのiPhone 18は今回のイベントでは登場せず、2027年春に遅れて発表される見込みだが、こちらも同様に10〜20%の値上げが適用されるとTrendForceは予測している。
昨年はiPhone 17 Pro Maxが据え置き、iPhone 17 Proも米国では100ドルの値上げにとどまっていたが、今年はAIデータセンター向けの需要でメモリー価格が高騰しており、業界全体が影響を受けている。そして、実際にiPhoneはいくらになるのか? それは9月9日のイベントで明らかになる。
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