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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第64回

【鉄板&旬パーツ】インフレ時代のストレージ新常識!今こそ見直す大容量HDD活用術

2026年08月31日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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Windows標準機能「記憶域スペース」を使ってみた

 続いては、Windows 11の標準機能である「記憶域スペース」を解説していこう。Windows Homeにもある基本機能で、手軽に構築できる。「記憶域スペース」には、「シンプル」=複数ドライブを1台として認識する。「双方向ミラー」=RAID1と同じく、2台のドライブに同じデータを書き込む。「3方向ミラー」=3台のドライブに同じデータを書き込むことで、2台のドライブが同時に故障してもデータが保護される。「パリティ」=RAID 5と同じく、障害に備えたパリティをドライブに書き込む。といった4つの機能が備わっている。

検索バーに「記憶域」と入力、表示される「記憶域の管理」をクリックする

「記憶域の管理」画面。2台以上のHDD/SSDを接続した状態で、「新しいプールと記憶域の作成」をクリックしよう

記憶域プールに使用するドライブを選択する。フォーマット済みのドライブも使用できるは、保存データは完全に削除されるので注意しよう

「記憶域の作成」画面。ドライブ名、割り当てるドライブ文字、動作モード、サイズなどを設定する。必要な設定を行ったら、「記憶域の作成」ボタンを押そう

「双方向ミラー」など、設定した内容での記憶域プールができあがり。RAIDと違ってアレイ構築まで待たされることはない

あまっていた2.5インチSSD256GB+360GBをワンドライブ化

 今回の趣旨からは脱線するが、「記憶域スペース」は、SSDでも使用できる。もし余っている2.5インチSSDが複数台あるなら、「シンプル」で、1つにまとめて使うのもおすすめだ。

眠っていた容量360GBと256GBの2.5インチSSDを、数年ぶりに引っ張りだして使ってみた

計571GBでHDDの2倍高速なストレージのできあがり。ゲームデータなど、使い方はいろいろ

ユーザーデータをHDDに引っ越し

 データアクセス速度が高速なSSDは、使用頻度が低いデータ類の占有量を少しでも減らしたいところ。HDDの運用方法、PCの使い方に合わせて、高速な読み速度を必要としないデータ類はHDDに移動させてしまおう。

 「ダウンロード」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」などといったWindows標準のユーザーフォルダーは、簡単に移動できる。自身で作成したフォルダーとともに、丸っと引っ越ししよう。

移動したいユーザーフォルダー(C:\ユーザー\アカウント名)の右クリックメニューから「プロパティ」を選択

「プロパティ」の「場所」を選び、「移動(M)...」ボタンをクリックする

移動先のドライブを選び、移動先フォルダーを作成(デフォルトと同じ名で作成するのがおすすめ)する。作成したフォルダーを選び、「フォルダの選択」ボタンを押し、プロパティ画面の「OK」をクリックする

 使用しているアプリケーションは、人それぞれ。一例としては、定番写真編集、管理アプリケーション「Adobe Lightroom Classic」のアーカイブフォルダーの移動がおすすめだ。カタログデータはメインストレージのSSD(ユーザーフォルダー「ピクチャ」)に残したまま、RAWデータが入っているアーカイブフォルダーをHDDに引っ越しするのだ。

 外付けHDDケース運用だと、「Adobe Lightroom Classic」使用時に都度接続する必要はあるが、SSDの容量を大きく減らせるだろう。ちなみに筆者は12年近く、NASに保存しているが編集、現像作業はスムーズにできている。さらにカタログもあまり容量が大きくならないように、2年ほどで新しくしている(それまでのカタログファイルは、NASに保管)ため、メインストレージの容量も小さい。

 保存先の変更は簡単で、保存先フォルダーをHDDにコピー、「Adobe Lightroom Classic」で変更したフォルダーの場所を指定するだけだ。

「Adobe Lightroom Classic」に設定されている保存先フォルダーの右クリックメニューから、「フォルダーの場所を更新...」をクリックして新たなフォルダーを指定する

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