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動画エンコードやCGレンダリング、ゲーム+OBS+Discordなどのメガタスクで力比べ

Core Ultra 200S Plusシリーズのコスパやいかに!?270K Plusと250K Plusを9800X3Dや14700Kと性能比較

2026年06月30日 10時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: インテル株式会社

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「ながらゲーミング」に強い200S Plusシリーズ

 先の検証はGPU負荷を上げると、CPU性能の差がわかりにくくなる、というセオリー通りの結果になった。だが、PCで「ゲームだけ」を動かしているゲーマーばかりではない。ゲームと同時になにか別のアプリも使っている人も多いだろう。

 そこで、ここからはForza Horizon 6の裏でさまざまなタスクを並走させている時の状況を想定して、フレームレートを検証する。具体的には、検証PCで以下の処理を同時に並走させたケースである。いわゆる究極の「ながらゲーミング」だが、あえてここでは「メガタスクな状況」と言い換えておきたい。

● Forza Horizon 6
● OBS Studio:ゲーム画面を録画(x264)。NDIで追加PC-A(後述)よりフィードしたゲーム画面もオーバーレイさせる
● Chrome:タブを4つ開く(インテル公式サイト、Amazon、楽天、Gmail)
● Chrome:YouTubeの動画を4Kで再生する(再生に使用した動画はコチラ
● Discord:追加PC(後述)と通話し、Forza Horizon 6のゲーム画面をストリーミング
● Steam:テスト期間中、常にグーム(Cyberpunk 2077)のダウンロードを続行


 そして、この検証では検証PCのほかに、2台のPC(追加PC-Aおよび追加PC-B) が加わる。

追加PC-A:検証PCへNDI(DistroAV)経由で映像ソース(フルHD)をフィードするPC
追加PC-B:検証PCとは常時Discordで通話するPC


 なお、Discordの音声は録音済みのものを双方のマイク入力から流して通話状態を再現。さらに、検証PCから追加PC-BへDiscordの機能を使い、Forza Horizon 6のゲーム画面をストリーミングしている。検証PCにおける録画設定はゲームの解像度設定に合わせ、キャンバスをフルHDと4Kの2パターン準備。コーデックは「x264」を使用し、CRFは「24」、60fpsの録画とした。

270K Plusと250K Plus

検証用PC上で動かすOBSStudio。モザイクでわかりづらいが、赤枠内のForza Horizon 6の画面の右下には追加PC-Aからフィードされた画面をオーバーレイしている

270K Plusと250K Plus

OBS Studioの録画設定。フレームレートは60fpsとした

 メガタスク環境でも解像度はフルHDと4K、画質「低」および「Extreme+RT」の4パターンで検証している。では、順番に結果を見ていこう。

270K Plusと250K Plus

Forza Horizon 6:メガタスクな状況、画質「低」設定、1920×1080ドット時のフレームレート

 Forza Horizon 6だけをプレイした前掲の結果と対比すると、バックグラウンドタスクありの状態では結果が大きく変わっている。ここでは7 270K Plusがトップに立っている。9800X3Dは2番手、250K Plusが3番手となったが、最低フレームレートの落ち込み方は2番手のRyzen7 9800X3Dのほうが大きい。

 この差はどこから出てくるかは言うまでもなく、200S Plusシリーズのコア数(とくにEコア)が多いからである。Ryzenでも「Ryzen 9 9950X3D」のようにコア数の多いモデルはあるが、そうなるとCPUの価格は大きく上昇してしまう(10万7700円前後)。しかし、270K Plusは6万円切りでも、このメガタスクな状況で優位性を示した。

270K Plusと250K Plus

Forza Horizon 6:メガタスクな状況、画質「低」設定、3840×2160ドット時のフレームレート

 解像度を4Kに上げると、Ryzen勢と14700Kはフレームレートを大きく落としている。しかも、コマ落ち(エラー)なくエンコードを完遂できたのは200S Plusシリーズの2CPUのみだ。この検証で使用したx264エンコーダーはCPUでエンコードするが、物理8コア(論理16コア)のRyzenでは完全に手に余る。コア数の多い14700Kでもメモリー帯域不足がネックとなり、エンコードエラーが発生するようだ。

270K Plusと250K Plus

Forza Horizon 6:メガタスクな状況、画質「Extreme+RT」設定、1920×1080ドット時のフレームレート

 画質を「Extreme+RT」に変え、フルHDでプレイしても200S Plusシリーズがワンツーフィニッシュ。14700Kは今回DDR4メモリーで検証しているが、CPUの設計が古くメモリー帯域もDDR5に比べて狭いことから、フレームレートが大幅に低下した。エンコードエラーこそ出ないが肝心のプレイフィールはかなり悪い。

270K Plusと250K Plus

Forza Horizon 6:メガタスクな状況、画質「Extreme+RT」設定、3840×2160ドット時のフレームレート

 GPU負荷の最も高くなる、画質「Extreme+RT」設定+4Kだと、14700Kを除く4CPUの平均フレームレートがほぼ横並びになる点はゲーム単体検証と同じ。だが、最低フレームレートの出方は大きく差がついている。250K Plusの最低フレームレートは14700Kよりも下回っているが、14700Kはエンコードエラーが発生している。つまり、エンコード処理を完遂させようとCPUが尽力した結果、というわけだ。

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