ソニーはフルサイズミラーレスカメラ「α」シリーズのフラッグシップモデル「α7R」の新機種「α7RⅥ」を発表した。
2022年のα7RⅤから、撮像素子を刷新し、画質の向上に加え、連写性能も向上したもので、予想価格は74万円で5月19日受注開始、6月5日に発売予定だ。
加えて、望遠ズームレンズ「FE 100-400mmF4.5 GM OSS」、周辺機器も同時に発表となった。
6680万画素の積層型ExmoreRSを搭載
処理エンジンはBIONZ XR2に
デジタルカメラの中心部となる撮像素子は、α7RⅤの「裏面照射型ExmoreR」から変更となり、「積層型ExmoreRS」を搭載。処理エンジンはα7RⅤの「BIONZ XR+AIプロセッシングユニット」から、α7Ⅴと同様の「ExmoreRS」となった。
有効画素数は6100万画素から6680万画素へ向上したうえ、ダイナミックレンジは16ストップに向上。リアルタイム認識AF+にAI型AWB、動画は8K30P・4K120Pでの撮影が可能になり、音声は32bit float録音が可能となった。
手ブレ補正機能も向上し、中央で8.5段、周辺で7.0段まで可能に。Dレンジオプチマイザーは最高Lv5までから、Lv8まで指定が可能。クリエイティブルックはFL2とFL3が追加となった。
α1Ⅱやα7Ⅴと同様に、コンポジットRAW機能を搭載、ピクセルシフトマルチ撮影では2億6580万画素での撮影が可能、ノイズ低減用撮影、HDR用設定撮影が可能。
エクステンデッドRAW処理では、エクステンデッドNRとエクステンデッドHi-Resが可能となった。
描写だけでなく高速性能も向上
ブラックアウトフリーで毎秒最高30コマ撮影
α1Ⅱと同様のリアルタイム認識AF+を搭載し、人物の認識能力が向上、AFポイントはカバー率94%で759点に向上し、暗所ではEV-5.0まで合焦が可能となった。
フォーカスエリアのスポットではL/M/Sに加え、XLとXSの5種となり、カスタムの1-3も設定可能である。
連写では電子シャッター時に12/14bitで毎秒最高30コマ撮影が可能と、α1Ⅱと同様の高速機となった。ただし、AF/AE演算はα1Ⅱの毎秒120回までいかず60回となるほか、アンチディストーションシャッターではないので、歪みは生じる。
動画はフルサイズ画角で8K30P
α初の「デュアルゲイン撮影」搭載
動画はフルサイズ画角で8K30Pの撮影が可能で、5.0Kオーバーサンプリングでの4K60Pと4K120Pの撮影が可能だ。
Super35mmモードでは6.3Kオーバーサンプリングで4K60P、4.6Kオーバーサンプリングで4K120Pが撮影できる。
放熱構造も向上し、8K30P、4K60Pで120分間の連続撮影が可能となっている。
αシリーズでは初となる「デュアルゲイン撮影」を搭載し、動画撮影時にイメージセンサーの性能を最大限に引き出し、シャドウ部のダイナミックレンジを拡大、ディテールを維持しながら、低ノイズでなめらかな階調表現を実現する。
動画撮影時の手振れ補正ではα7Ⅴと同様に「ダイナミックアクティブモード」を搭載し、フレーミング補正、オートフレーミングができる。
EVFは3倍輝度でHDR表示可能に
ボタンのバックライト、マウント標点、タリーランプを搭載
EVFの解像度は944万と変わらないが、最大輝度が3倍になり、HDR表示も可能となった。また、高色域でDCI-P3相当で、10bit会長表示も実現している。
背面モニターはα7Ⅴと同様、4軸マルチアングル。「イルミネーション付き背面操作ボタン」を搭載し、ボタンのバックライトをON/OFFすることができる。マウント標点とタリーランプも搭載した。
端子はUSB3.2Gen2とUSB2.0の2つのType-Cを搭載。Wi-Fiは6に対応し、Miシューは32bitデジタル対応となった。
バッテリーは16.4WhのNP-FZ100から、新しいNP-SA100に変更となり、容量は20.9Whで、静止画撮影枚数はα7RⅤの530枚から710枚に向上している。
新バッテリーではカメラのバッテリー情報で、劣化状態を表示することも可能となっている。
新バッテリーに縦グリップ
XLRアダプターも新発売
★リチャージブルバッテリーパック「NP-SA100」
1万6500円
★バッテリーチャージャー「BC-SAD1」
2万350円
1本では80%まで55分、100%まで85分、2本では100%まで115分で充電可能。
★DCカプラー「DC-C2」
1万9250円
★縦位置グリップ「VG-C6」
6万2700円
★XLRアダプター「XLR-A4」
9万9500円
★エクステンションアダプター「VMC-SA1」
1万8150円
全域でF4.5を実現
「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」
従来の「100-400mm F4.5-5.6」の改訂モデルだが、開放F値がF4.5になった。予想価格は73万円で、5月19日受注開始、6月5日に発売予定だ。
構成は20群28枚(フィルター1枚含む)で、スーパーED(特殊低分散)ガラス2枚に加え、新たにED XA (特殊低分散超高度非球面) レンズを採用。ED(特殊低分散)ガラス×3と超高度非球面XA(extreme aspherival)レンズも搭載し、球面収差と色収差を抑制する。
最適化した4基のXD(extreme dynamic)リニアモーターおよびフローティングフォーカス機構の搭載と、最新の制御アルゴリズムにより、従来比最大約3倍のAF高速化を実現。動体追従性能は、従来比最大約50%向上、α9 IIIの最高約120 コマ/秒のAF/AE追随高速連続撮影にも対応する。
軽量のマグネシウム合金製によりレンズ重量は1840gを実現。また、インナーズーム構造により、ズーミングによる重量バランス変化を抑え、最適化されたズームトルクにより滑らかでクイックな操作感を実現した。
最短撮影距離は0.64(W) -1.5 (T) m、フィルター径は95mm(フロント)、40.5mm(差し込み)、外寸は119.8×328mm。
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