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【GDC2026出展レポート】バーチャルプロダクション分野向けカメラオフセット計算ソフト「CalibFX」のLED活用事例

株式会社スパイス
2026年04月22日

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株式会社スパイス
VP制作の課題「実写とCGのズレ」を解消し、高精度な位置合わせが可能なAll-In-OneソリューションがLEDパネルでも活用できるようになりました。

2026年3月9日から13日までアメリカ・サンフランシスコで開催されたGDC 2026(Game Developers Conference)のOptiTrackブースにて、CalibFX(キャリブエフエックス)の開発元であるMiraxyz SAS社は、XR(LEDウォール)とARが単一の連続したステージとして機能する、没入型のリアルタイムデモを披露しました。




手前のARタグボードはレンズキャリブレーションに使用

CalibFXとは・・・
CalibFXは、レンズキャリブレーション機能とカメラオフセット計算機能を搭載した、バーチャルプロダクション向けのキャリブレーションソフトウェアで、Miraxyz SAS社の正規日本代理店である株式会社スパイスが2025年12月に日本国内での販売を開始した製品です。本製品を使うことで実写とCGのずれを解消し、両者を完璧に一致させることが可能になります。様々なカメラ・レンズ・3Dエンジン・カメラトラッキングシステムに対応した商品であるため、多くのバーチャルスタジオでお使い頂ける製品です。
CalibFXを使ってLEDウォールの位置合わせをする仕組みとは・・・
LEDウォールにARタグのリファレンスパターンを表示し、CalibFXで画像をキャプチャー。画像解析から得られた、LEDウォールを基準にしたカメラの自己位置(オフセット値)を、3Dエンジンのカメラトランスフォームに入力することで、XRレイヤーとARレイヤーの両方で、正しい遠近感、スケール、視差が確保されます。
CalibFXは、様々なカメラトラッキングシステムに対応しながら、Unreal EngineやAximmetryなどの3DエンジンでXR・セットエクステンションを実現する強力なツールとなります。

LEDウォールにARタグのリファレンスパターンを表示し、カメラオフセット値を計算

物理空間(LEDウォール)とバーチャル空間を精密に位置合わせすることで、両者の境目のずれをなくし、XR演出が可能となります。GDCでは、バーチャルキャラクターがLEDウォールの中と外を違和感なく行き来するなど、没入感のあるXR演出を実演しました。