黒猫をモノクロで撮ると黒がきゅっとしまってカッコいい、と思って撮ってたらいいタイミングでペロっとしてくれたうちの黒猫。よくわからないポーズも可愛い。2026年3月 Leica Leitzphone powered by Xiaomi
シャオミが放つ「真のライカスマホ」で猫撮影
シャオミは以前から、老舗にしてカメラ界のハイブランドといっても過言じゃない気がする独ライカ社と協業してカメラ性能の高いスマホを出してきた。そして2026年、とうとうライカブランドのLeitzphoneをリリースするに至ったのである。
前回猫撮りに使ったXiaomi 17 Ultraの姉妹機であるのだが(iPhone派も嫉妬する「猫撮り最強スマホ」Xiaomi 17 Ultraでジャンプもじゃれ合いもピタッと止まる!)、こちらはその名も「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」。長いので単にLeitzphoneと書く。
製品には「Leica」の赤バッジ(レッドドット)が燦然と輝き、カメラアプリにはライカならではのレンズのシミュレーションや、ライカっぽい写真を撮れるルックスや、ライカのM3やM9の写りをスマホ上で再現する機能なども使えるのだ。
冒頭写真はLeica I型Model A(つまり初期のライカ風モノクロ)で撮ったうちの黒猫。深みがある白黒写真というか、なんか黒がキリッと締まっててコントラストがキリッとしてて、なんかカッコいい。
街角の猫をシネマティックに! 「Leicaルック」の魔法
ではスマホのライカを持って外に出よう。ぶらぶらしていたら、雨上がりの住宅街にちょこんと座ってるチャシロの背中を発見。そのたたずまいがよくて200mm相当の望遠にして1枚。雨上がりのしっとり感がいい。
このあと自転車が走ってきたので、猫は警戒して逃げてしまった。残念、と思いつつ、猫が隠れた方向へそっと歩いていってそっと覗いてみると、なんと。恰幅のいい猫が堂々と座ってるではないか。あれ? さっき見た猫と毛の色が違う! そう、別の猫がいたのです。びっくり。
こちらはLeica Tealというちょっとクールで映画っぽい感じになるルックで撮影。ちょっとこってりした画が欲しいときにいい。
ではさっきのチャトラっぽい猫はどこへ? ときょろきょろしてみると、クルマの奥に隠れていたのだった。とっさにそこに引っ込んだのですな。このチャシロのハチワレはLeica contemporaryというルックで撮影。明るめのモダンな感じに仕上げてくれる。
室内でも雰囲気抜群
空気感まで写し取る表現力
ここからはいつもお世話になっている「保護猫シェルターqueue」へお邪魔していろんなライカっぽい猫写真に挑戦である。
いろんなルックを試しながら撮ってるから、どの設定で撮ったんだかよく覚えてなかったりする。しかし、どれで撮っても「いい味がする」のだ。言ってることが抽象的すぎて申し訳ないけど、その場の雰囲気も一緒に写そうとしてくれる感じ。
これなんかけっこう気に入ってる。
次の写真は左手でスマホを構えて右手で猫を撫でつつ撮影。こういうスマホらしからぬ写りの写真を、スマホならではの撮り方で撮れるってのが良いのである。
Leica Tealで撮った気がするのだがよく覚えてない。でも、猫の色も髭の感じもすごくナチュラルで雰囲気が出てるのだ。2026年3月 Leica Leitzphone powered by Xiaomi
メモを取ってなくても一目でわかるルックがLeica Eternal。コントラストが高くて、彩度が高い独特の色合いを見せてくれる。特に屋外で使うといいのだけど、室内でもこんな印象的な写真にしてくれる。色も階調もすごく映えるのでつい使っちゃう。
モノクロで魅せる名機「LEICA M3」の写り
Leitzphoneを持ってると、ついモノクロでも撮りたくなるわけで(なんでだ?)、最後の2枚はモノクロで。
まずは75mm相当の中望遠で、Leica Blue。ちょっとブルー系のモノクロだ。これがクラシカルな感じが出ていい。
そして最後に、Leica Essentialというモードでライカの名機「LEICA M3」と「LEICA M9」を摸した撮影ができるルック。モノクロフィルムを装填したLEICA M3、という設定のLEICA M3で撮る。
舌を出したモノクロ写真ではじめ、舌を巻いたモノクロ写真で締めてみた。
わたしは特にライカファンというわけじゃない(ライカのカメラも持ってないし)けど、こんな雰囲気の写真を撮れちゃうと、コンパクトデジカメ代わりに欲しくなって困るのである。
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筆者紹介─荻窪 圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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