このページの本文へ

管路敷設向けに最大外径を23mmに抑えつつ高密度化

物理容量33%アップ! 4000心の多心光ファイバケーブルが登場 フジクラが国内データセンター向けに

2026年03月13日 18時15分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 生成AIやクラウドサービスの普及により、大容量化が進むデータセンター。こうした中で求められる技術のひとつが、データセンターを物理的つなぐ“光ファイバケーブルの高密度化”である。

 フジクラは、2026年3月9日、国内データセンター向けに、「4000心」の多心光ファイバケーブルを製品化したことを発表した。これまで同社が国内データセンター向けに最大3000心の光ファイバケーブルを供給してきた中で、単純な心数ベースの物理容量は1.33倍に拡大する(実効容量は様々な要素に左右される)。

既存ケーブルと「4000心SWR /WTC」の比較表

 今回製品化された「4000心SWR /WTC」は、フジクラ独自の多心一括融着が可能な間欠固定型光ファイバリボン(SWR・Spider Web Ribbon)を実装した、細径高密度型光ファイバケーブル(WTC・Wrapping Tube Cable)である。

 4000心SWR /WTCでは、国内の地下管路への布設向けに最大外径を「23mm」に抑えつつ高密度化を実現。機械特性や光学特性も同社の3000心ケーブルと同等の特長を有している。さらに、16心と8心の融着接続に対応することで、融着接続回数や成端架でのファイバ収容作業を効率化する。

 なお、フジクラでは、ハイパースケーラーのデータセンター向けに、1万3824心で外径40㎜以下に押えた多心光ファイバケーブルも展開している。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    訓練だとわかっていても「緊張で脇汗をかいた」 LINEヤフー、初のランサムウェア訓練からの学び

  2. 2位

    ITトピック

    若手が言わない“本音の退職理由”上位は/「データ停止は景気後退よりも企業の脅威」6割/クライアントに告げずAI活用するフリーランス、ほか

  3. 3位

    ビジネス・開発

    最悪のシナリオは「フィジカルAI」による基幹産業の衰退 日本の勝ち筋は、“同期技術”と“ドメイン知識”

  4. 4位

    Team Leaders

    ファイル名が命名規則に合っているかの自動チェック、Power Automateのフローで実現しよう

  5. 5位

    TECH

    糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

  6. 6位

    データセンター

    液冷技術の最先端が集うイノベーションラボ「DRIL」、印西のデータセンターに現わる

  7. 7位

    ビジネス

    廃校がAIの心臓部に!? 地方の遊休施設を「AIデータセンター」に生まれ変わらせるハイレゾの挑戦がアツいぞ

  8. 8位

    TECH

    “GPUなし”ノートPCで動くLLMで、ローカルAIエージェントを自作する

  9. 9位

    Team Leaders

    バックオフィス業務もAIに“丸投げ” マネーフォワードが「Cowork」機能を2026年7月に投入へ

  10. 10位

    TECH

    合成ゴムが及ばない天然ゴムの高性能のメカニズムを、現象発見から100年後に解明

集計期間:
2026年04月09日~2026年04月15日
  • 角川アスキー総合研究所