Android×ChromeOS統合、効率化へ
昨年9月、グーグルのデバイスおよびサービス担当バイスプレジデントであるリック・オステルロー氏、そしてAndroidエコシステムをリードするサミール・サマット氏が、2026年にAndroidとChromeOSを2026年に統合すると発表した。
グーグルはなぜこのタイミングで2つのOSを統合しようとしているのか。
チャウ氏は「開発の効率性を高めたいというのが理由にある。これまでもChromeOSのスタックを数多く、Androidのテクノロジースタックに移行させている」と語る。
例えば、現在、Bluetoothのスタックは、両方のOSで共通化されている。あらゆるスタックを両方のOSで使えるスタックに一本化することで、効率性が上がるだけでなく、マルチデバイス展開が可能になる。
チャウ氏は「スマートフォンとスマートグラス、スマートグラスと自動車、スマートグラスとテレビ、スマートフォンと自動車など、ユーザーは複数のデバイスを組み合わせて使うのが当たり前になっている。こうしたクロスデバイスのユースケースを考えると、開発側は同じオペレーティングシステムで動作し、同じAPIや機能が使えた方が効率がいい。互換性の実現が一気に簡単になる」と期待する。
ChromeOSとAndroidが統合することで、パソコンなど大画面のデバイスでの使い勝手が向上する可能性がある。グーグルとしては、昨年末に登場した「Galaxy Z Trifold」のような3つ折り画面のデバイスも意識しているのだろう。
もちろん、ChromeOSとAndroidが統合した際には「プロアクティブなAI」として、ユーザーの行動を先回りしてくれるデバイスになるはずだ。

この連載の記事
-
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い -
第268回
トピックス
mineoが“フルMVNO”に挑む理由 格安スマホ市場の変化が背景に -
第267回
トピックス
菅元首相に“ハシゴを外された”楽天モバイルの踏ん張りに期待 -
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 -
第264回
トピックス
KDDI×ローソンが挑む“ニュータウン再生” 住民は不安も、採算に自信 -
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 - この連載の一覧へ











