1月末に「Anima」という新しい画像生成モデルがリリースされました。ローカル向けの生成AIアプリとしてデファクトスタンダードになりつつあるComfyの「ComfyUI」が米Circle Stone Labに資金提供をして共同開発したモデルです。ComfyUI用に標準化されたアニメモデルの開発を推し進めているようです。現在でも人気のある「Stable Diffusion XL(SDXL)」に比べて、多様な画風を作り出すことが可能です。画像分析ツールと組み合わせてみていきましょう。
※記事配信先の設定によっては図版や動画等が正しく表示されないことがあります。その場合はASCII.jpをご覧ください
あざやかなアニメ系画像が特徴
Animaは現在、プレビュー版として公開されています。パラメータ数は2B(20億)で、数百万枚のアニメ画像と、約80万枚の非アニメのアート画像で学習したようです。また、生成AIで作成された画像を学習には使っていないと明言されています。現在も学習は続けられており、今後もアップデートが行われる見込みです。そして、アニメ特化モデルであるため、フォトリアルな画像はそもそも苦手なようです。
アニメスタイルであれば鮮やかな画像が出るところに特徴があります。一方で、プレビュー版であるためか、人体、特に手や指の破綻が起こりやすいのが現状です。これまでの画像AIと同様に扱うことができるため、t2i(Text-to-Image、テキストから画像へ)のみならずi2i(Image-to-Image)も実行することができます。
以下の作例は、いずれも筆者が作成していた画像を、タグ解析して生成したものです(後述)。Animaは1024x1024(1:1)が基準なので、1280x832(3:2)で作成しています。

この連載の記事
-
第144回
AI
わずか4秒の音声からクローン完成 音声生成AIの実力が想像以上だった -
第143回
AI
AIエージェントが書いた“異世界転生”、人間が書いた小説と見分けるのが難しいレベルに -
第142回
AI
数枚の画像とAI動画で“VTuber”ができる!? 「MotionPNG Tuber」という新発想 -
第141回
AI
AIエージェントにお金を払えば、誰でもゲームを作れてしまうという衝撃の事実 開発者の仕事はどうなる? -
第140回
AI
3Dモデル生成AIのレベルが上がった 画像→3Dキャラ→動画化が現実的に -
第139回
AI
AIフェイクはここまで来た 自分の顔で試して分かった“違和感”と恐怖 -
第138回
AI
数百万人が使う“AI彼女”アプリ「SillyTavern」が面白い -
第137回
AI
画像生成AI「Nano Banana Pro」で判明した“ストーリーボード革命” -
第136回
AI
画像生成AIの歴史を変えたNano Banana “一貫性の壁”が突破された2025年を振り返る -
第135回
AI
実在感が恐ろしいレベル 画像生成AIの常識をひっくり返した「Nano Banana Pro」 - この連載の一覧へ

















