リピーターの多さに納得のアフターサポートも必見
静音ゲーミングPCはもっと小型になる?個性派BTO PCの雄・サイコムに計画中の新製品からPCの寿命が延びるお掃除のコツまで訊いてきた
2026年02月28日 11時00分更新
話題のHAVN製PCケースもBTOに追加予定
また、モデルのコンセプトはそのままに、PCケースの刷新を予定しているシリーズが「G-Master Spear」だ。長い間Cooler Masterの「MasterBox CM694」を採用していたが、これをFractal Designの「Epoch」に変更予定。
さらに、今にわかに業界で話題になっている超注目メーカー、HAVN(ヘイブン)の「BF 360 Flow」も選べるようになるとのこと。このBF 360 Flowは、ちょうどPCパーツを組み込んで評価しているところとのことだったので、実機を見せてもらうことができた。
まだ確定ではないが、今年の夏以降にSilent Master NeoシリーズのPCケースを変えるかもしれない、という話も出ていた。高価なPCだからこそできるだけ長く使いたい。そして、長く使うならなるべく自分の好みに合った外観にしたい。そんな要望に応えたいという、同社のユーザー満足度第一主義を感じた。
Silent Masterシリーズに新モデルの可能性
もちろん、ブラッシュアップを優先するといっても、新製品が出ないという話ではない。
「小型PCはほかのBTOパソコンメーカーさんからあまり出ていませんし、弊社の強みだと思っていますので、今年も力を入れていきます。今はさらに小さいPCも検討しているところですね」(佐藤氏)
ビデオカードを搭載しているゲーミングPCの中だと、現在の最小モデルは容積が10.4Lの「Premium Line Mini」シリーズ。これよりも小さいモデルとなるのか、多少大きくなってもコスパに優れたモデルになるのかはまだ秘密だが、楽しみにしておきたい。
静音性重視の小型PCも可能性としてはあるだろう。すでに「Silent Master PRO Mini B860」という、ファンレスCPUクーラー「Noctua NH-P1」を搭載したモデルがあるものの、あくまでこれはミドルタワーモデルよりも小型というだけ。マザーボードもMicro-ATXだし、Mini-ITXベースのほかの小型PCと比べればサイズは大きい。
もちろん、これにも理由はある。巨大なファンレスCPUクーラーを搭載するには、それなりの大きさのPCケースが必要となるからだ。こういった物理的な制約により、そこまで小型化ができなかった。
Silent Master PRO Mini B860
は、巨大なファンレスCPUクーラーを採用(参考記事)
「PCを机の下などの足元に置くのであれば、多少騒音があってもあまり聞こえませんよね。でも、机の上におくとなれば、それこそ静音性が問われるわけですよ。だって、騒音源が目の前にくるわけですから。とはいえ、いくら静音性が高くても、大きなPCは机の上に置きたくありません。それなら、机の上に置いてもジャマにならない、小型の静音PCがあったらいいなって思ったんです」(山田氏)
こういったコンセプトから、さらに小さなSilent Masterシリーズのプロジェクトが進行中とのこと。とはいえ、当然ながら、サイズが小さくなるほど静音化は難しくなる。そのため、既存のPCケースをカスタマイズし、なかばオリジナルになるPCケースの開発からしているそうだ。
静音仕様のビデオカードであるSMGもそうだが、使えるPCパーツが既存品にないからといってあきらめるのではなく、ないなら自分たちで作ってしまえ、となるところが実にサイコムらしい。
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