リピーターの多さに納得のアフターサポートも必見
静音ゲーミングPCはもっと小型になる?個性派BTO PCの雄・サイコムに計画中の新製品からPCの寿命が延びるお掃除のコツまで訊いてきた
2026年02月28日 11時00分更新
既存モデルのブラッシュアップでさらに満足度を高める
昨年5月にサイコムを取材したときは、ミドルタワーPCと遜色ない性能をもつ小型ゲーミングPCへ注力したいと話していた(参考記事)。その言葉通り、小型ゲーミングPCは売れ行きを伸ばしており、昨年12月では全体の22%くらいにまで増えているとのこと。
「製品別で売れ筋をいうと、もっとも売れているシリーズが「G-Master Spear Mini」で、次が「G-Master Velox Mini」になります。そして、僅差で「Silent Master Neo Mini」が続きます」(佐藤氏)
高いゲーミング性能とカスタマイズ性が魅力のコンパクトゲーミングPC「G-Master Spear Mini B850A
」(参考記事)
小さいだけでなく、持ち運びやすい取っ手まで備えた「G-Master Velox Mini B860 Intel Edition
」(参考記事)
容積でいうと、G-Master Spear Miniが26.3L、G-Master Velox Miniが19L、Silent Master Neo Miniが33.9Lとなっているため、小さいほど人気……というわけではない。あくまで、「小さい」は要素の1つに過ぎず、カスタマイズ性の高さ、コスパの良さ、静音性の高さといったこだわり部分で選ばれているのだろう。
今年も引き続き小型ゲーミングPCに力を入れていきたいという話だが、今は昨年の反動や半導体製品の高騰もあり、注文数はそこまで多くなりそうにない。加えて、大きく注目を集めるPCパーツの登場も、直近では予定されていないタイミングだ。こういった、比較的時間に余裕がある時期にやっておきたいことが、足元固め。既存シリーズのブラッシュアップだという。
「やりたいことはいろいろありますが、まず手をつけたいのがブラッシュアップ。たとえば、このSilent Master PRO Miniであれば、採用しているNoctuaのPCケースファンを昨年登場した新世代(G2)に変えて、さらなる静音化ができるか試しているところです。もちろん、Silent Master Graphicsのファンも変えたいですね」(山田氏)
「Silent Master Graphics」(SMG)は、長尾製作所によるファンカバーと、Noctuaの静音ファンを組み合わせた、サイコム独自のビデオカード。静音がキーとなるSilent Masterシリーズに標準搭載している。ほか、別のBTOパソコンからもカスタマイズで選べることから、単体のPCパーツとしても人気だ。
「SMGはどのPCでもビデオカードのカスタマイズでイチバン人気です。登場直後はGeForce RTX 50シリーズが品薄ということもあって売り切れが多かったのですが、今はだいぶ安定して選べるようになりました」(佐藤氏)
サイコム独自のビデオカードといえば、昨年末に登場した「Hydro LC Graphics Plus GeForce RTX5090 32GB」はインパクトが強かった(参考記事)。ドイツの新興冷却メーカー「Lynk+」との協業と、ラジエーターファンに静かなNoctua製を採用することで、従来の水冷ビデオカードよりも静音かつ強力に冷却できる。
これを搭載するモデルの1つが「G-Master Hydro Extreme Z890i
」で、直販価格はなんと標準構成で100万円超え。にもかかわらず、1日で10~20台という注文が入り、発売後の週末を待たずに初回の40台は売り切れたという。
「Hydro LC Graphics Plus GeForce RTX5090 32GB」を搭載した「G-Master Hydro Extreme Z890i
」は、昨年10月にアスキーが開催したイベント「TOKYO Gaming-PC STREET 5」で先行展示。この時もかなりの注目を集めていた(参考記事)
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