このページの本文へ

石川温のPCスマホニュース解説 第267回

菅元首相に“ハシゴを外された”楽天モバイルの踏ん張りに期待

2026年01月20日 07時00分更新

文● 石川温

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ついに悲願の1000万契約を達成

 そんななか、KDDIやソフトバンクは4G向けの周波数帯を5G向けに転用。必ずしも5Gとしての通信速度がでない「なんちゃって5G」であったが、5Gのエリアを着実に広げることで、いまでは、5G SAと呼ばれる「真の5G」エリアを全国規模に拡大することに成功している。

 一方、NTTドコモは5G基地局への積極的な投資を怠ったのか、4Gの周波数帯が混雑するという状況に陥った。ユーザーのデータトラフィックを5Gに上手く流せないようで「つながらない、流れない」といった不満の声が2023年頃から上がりだした。

 最近ではだいぶ改善されているようだが、KDDIとソフトバンクには大きく溝を開けられた。

 楽天モバイルは2022年7月にゼロ円プランを廃止したことでユーザー離れを招いたが、その後、見事に踏ん張り、2025年12月、悲願の1000万契約を達成した。

 個人的には「500万ぐらいが限界なのではないか」と思っていたが、そうした下馬評を見事に覆し、1000万契約までこぎ着けたのは本当に立派だ。

 いまでも既存3社が3000円程度のプランやブランドを維持し続けているのは、楽天モバイルというライバルがいるからだ。新規参入の頃に比べれば、既存3社にとって脅威になっているのは間違いない。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン