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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第123回

【今月の自作PCレシピ】イラスト、漫画に挑戦できるデジタル作画PC

2026年01月10日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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CPUはCore Ultra 5で十分だがメモリーは32GBほしい

 レシピは、クリエイティブ系アプリケーションで性能を発揮するインテルCore Ultraをベースに構成。作業性に影響するCPUは「Core Ultra 5 235」を組み合わせている。

 Core Ultra 5シリーズのなかでも下位に位置するモデルだが、作画データを「Adobe Photoshop」に持っていっての作業や、「CLIP STUDIO PAINT」で正確なパース(遠近感)の線を描く「パース定規」機能などをスムーズに行なえるという。

14コア/14スレッドで動作する「Core Ultra 5 235」。デジタル作画PCのCPUは、ここをボーダーラインにしたい

CPUクーラーは、サイドフロー型のCooler Master「Hyper 212 3DHP Black」を組み合わせた

シックなオールブラック仕様となる。シングルファン&ヒートシンク構造だが、Core Ultra 5 235を十分冷やせる

 そして、デジタル作画PCを組むうえで悩むポイントとなるのが、メモリー容量になる。このお悩みポイントを野澤さんに確認すると、さすがに16GB(8GB×2)での作業は厳しいが、A4サイズまでの600dpiのイラストならば32GBで十分だそうだ。もしも、ポスターサイズで描くなら、64GB搭載がおすすめとのことだ。

 また、漫画では多くのページを表示しておく必要があるが、CLIP STUDIO PAINTでは32GBあれば、16ページは大丈夫という。

 価格は、16GB×2 32GBで8万円前後まで高騰しており、数ヵ月前と比べると4~5倍近く高価。しかし、2026年はさらなる値上がりや製品の枯渇が予想されるだけに、ためらわずに購入したい。

同店ブランドのメモリー。DDR5-5600 16GB×2枚セットの「ARD5-U32G88MB-56B-D」。5600MHz駆動のMicron純正モジュールを採用している

アークは通販にも、CPUとマザーボードのセット値引きが用意されているので要確認だ

マザーはUSBポート満載のASRock「B860 LiveMixer WiFi」

 マザーボードには、USBポートをリアに計13ポートを備えているASRock「B860 LiveMixer WiFi」だ。

 「デジタル作画PCにそんなにUSBポートが必要なの?」と思ったが、ペンタブレットとともに合わせて使いたい左手用キーボードなど、キーボードとマウスを含め、デバイスを効率的にレイアウトして作業するなら、USBポートはあって困らないと野澤さんは語る。

 実際、野澤さんはRazerの左手キーパッドを使っているとのことで「多数のキーを併用した作業は楽。同デバイスのない作業は考えられない」という。

LGA1851向けマザーボードのASRock「B860 LiveMixer WiFi」

B860チップセットを搭載したATX規格のマザーボード。3基のM.2拡張スロットや、高速無線LAN規格のWi-Fi6Eなど、必要な機能を備えている

USBポートは、リアにType-A×12ポート、Type-C×1ポートを装備している

 メモリーと同じく高騰しているのがストレージだ。ここでは、容量2TBモデルで在庫がそこそこあるというKingstonのM.2 SSD「NV3 SNV3S/2000G」で見積もっている。

Kingston「NV3」シリーズの容量2TBモデル。PCIe4.0×4インターフェース採用のNVMe M.2 SSDだ

公称値は、最大読み込み6000MB/秒、最大書き込み5000MB/秒

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