動画配信系PCを組むならUSBを23ポート装備のASRock「B850 LiveMixer WiFi」でキマリ! 動作音ほぼなしのPCを組んでみた
提供: ASRock
超静かなPCの完成!
クリエイターだけでなく、ゲーマーも求める豊富なUSBポートを備える「B850 LiveMixer WiFi」をベースに組んだ極静音PC。その組み上げたPCの動作音を確かめた。
動画の編集系でもGPUを活用するため、CPUがフルロードされることは少ないが、CPUのストレステストに「Cinebench 2024:30min」を、CPUとGPUへのストレステストには「3DMark:Steel Nomad Stress Test」を利用した。
まずは、「B850 LiveMixer WiFi」のUEFIで設定された「Silent Mode」時の騒音値を確認してみた。
プリセットの設定では冷却性能に余裕あり
高負荷時の動作音をもっと抑えられそう
負荷100%の状態が続く「Cinebench 2024:30min」実行中のCPU温度は、空冷ながら70度台後半に抑えているが、CPUクーラーファン×2基の回転数は1900~2000rpm台の高回転域に達していた。さらにケースファンの回転数も1500~1700rpmと高回転域での推移となっていた。
そのためPCを机下に設置した際に、頭が位置するケース前面天板部から60cmの位置でも38.5dBAを記録した。環境音のない静まった部屋では、コーという風切り音を感じられるレベルだ。
机上に置いた際を想定して状態も計測した。すると前面パネルから30cmの位置だと42.5dBAと高騒音値を記録し、ディスプレー横に置いた際を想定した前面パネルから45度程度の角度で60cm離れた位置では39.8dBAとなった。
ゲーミングを想定したストレステスト「3DMark:Steel Nomad Stress Test」は、ビデオカードのGPUクーラーファンの動作音が加わるが、CPU温度はおおむね60度台で推移し、CPUクーラーファンとケースファンの回転数もダウンしている。よって、騒音値は「Cinebench 2024」で最も騒音値が高かった前面30cmの位置でも35.8dBAと、極静音に相応しい結果だ。
「3DMark:Steel Nomad Stress Test」のCPU温度は、最高値でも70度台で、おおむね60度台での推移となっていた。同時にファン回転数もダウン。騒音値は、まったく気にならないレベルに留まった
CPU負荷が100%に達する「Cinebench 2024」実行時は、うるさくはないが、文句なしに静かとは言えない結果だが、CPU温度は最大でも80度と余裕がある。騒音値をトコトン抑えるように、ファン回転数をカスタマイズしてみた。
CPUフルロード時も極静音を実現
CPUクーラーファンはCPU温度70~90度で回転率~80%に、前面ファン3基を同じくCPU温度をソースに70度で最大55%、背面の排気ファンも70度、最大70%に設定した。
試しつつカスタマイズすることで、極静音の1台に仕上がり、「Cinebench 2024」実行中も、ほぼ無音だ。CPU温度は、最高81.8度とわずかに上昇したが、この静かさなら不満なしだ。
USBポートいっぱい&極静音のPCを組もう
数多くのUSBポートを備えるうえ、超静かな「B850 LiveMixer WiFi」をベースにした本レシピ。動画配信だけでなく、ゲーマーやクリエイター注目の1台に仕上がっている。
動画配信系なら、フルHD解像度でのゲームプレイ配信だったり、Nintendo Switch 2などの家庭用ゲーム機やスマホ、ビデオカメラを使った動画配信だったり、配信シーンで必要なスペックはいろいろだ。ASRock LiveMixerシリーズをベースに、今回組み合わせたFractal Design「Define 7 Compact Solid」や、Noctua CPUクーラーとPCケースファンを組み合わせて、極静音な動画配信PCを組み上げてみよう。









