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クリエイティブバンクの調査より

AIで“英語格差”が縮小 「収入差が小さくなった」と3割が実感

2025年11月10日 13時15分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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英語力が収入に影響しなくなってきている?

 AIの普及にともなって「英語ができるかどうかの差」が、収入に影響しなくなってきている?

 クリエイティブバンクが全国1256名を対象に行ったアンケートによると、AI翻訳や生成AIの普及によって「英語ができる人とのキャリア・収入差が小さくなった」と感じる人がおよそ3割にものぼった。

 メールやチャット、会議など、日常の仕事でAIツールが当たり前のように使われるようになったことが、背景のひとつと考えられる。

 英語が苦手でも「AIのサポートによって英語を使った業務を実行する環境」「翻訳ツールを介せば十分に業務をこなせる環境」が整ってきたため、これまで英語力がキャリアや報酬に直結していた状況が、緩やかに変化している模様だ。

英語力の収入への影響は?

 英語スキルが収入やキャリアに与える影響についてたずねたところ、「以前より影響が小さくなった(ツールで差が縮まった)」という回答が21.8%、「ほとんど影響しなくなった(差がなくなった)」が8.2%となった。およそ3割の回答者が「AI翻訳によって英語格差が縮まった」と感じていることがわかる。

 一方で、「以前より影響が大きくなった(英語ができる人がさらに有利に)」と答えた人も19.6%にのぼり、英語が得意な人ほど、AI翻訳を駆使して成果や評価をさらに高めている可能性も見えてくる。英語力のある人がAIを使って海外向け資料や提案書を素早く正確に作成したり、会議の議事録を即時に多言語化したりといった使い方をすることで、成果をさらに拡大するという現象も見られるようだ。

 英語ができるか/できないかの差は、単純に縮まっているというよりも、新しいかたちで再編されつつあるようだ。「できる/できない」「得意/苦手」だけでなく、英語を「どう活用するか」、そして「AIとどう組み合わせてシナジーを生むか」が、新しい“仕事力”の指標のひとつになってきているのかもしれない。

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