最新パーツ性能チェック 第473回
Ryzen 7 9800X3Dと9700Xはどっちが良いの?! WQHDゲーミングに最適なRadeon RX 9060 XT搭載PCの最強CPUはこれだ!
2025年10月09日 16時00分更新
定番ゲームタイトルのパフォーマンスを確認
ここからはゲーミングパフォーマンスを確認していこう。まずは定番FPSゲームタイトルからだ。1本目は「エーペックスレジェンズ」。画質設定はプリセットがないため、最も高画質になるように設定し、1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)解像度の3種類で、フレームレートを計測している。「射撃訓練場」で射撃、テルミットグレネードの投擲を行いながら、一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrame X」で記録した。
ゲーム特化の9800X3Dが9700Xをわずかに上回っているが、その違いは数fpsと体感できる差ではない。TDPが120Wとなる9800X3Dが一歩リードしているが、9700XでもRadeon RX 9060 XTの性能をしっかりと引き出せている。
次は同じく定番FPSゲームの「レインボーシックス シージ エックス」で確認していこう。画質はプリセットで「ウルトラ」を選択し、3種類の解像度で、ゲーム内蔵ベンチマークを実行した。
「レインボーシックス シージ エックス」も、9800X3Dと9700Xのフレームレートに、ブレの範疇となる違いしか見られなかった。「エーペックスレジェンズ」、「レインボーシックス シージ エックス」をメインにプレイするなら、Radeon RX 9060 XTと9700Xの組み合わせでもWQHD解像度でリフレッシュレート144Hzの張り付きプレイを狙っていける。さらに画質を2段下げた「高」をベースに調節することで、フルHD@360Hzや、WQHD@280Hzプレイを視野に入れられそうだった

この連載の記事
-
第472回
sponsored
触ってわかった! Radeon RX 9070 XT最新ドライバーでFPSゲームが爆速&高画質に進化、ストレスフリーな快適体験へ -
第471回
デジタル
8TBの大容量に爆速性能! Samsung「9100 PRO 8TB」で圧倒的なデータ処理能力を体感 -
第470回
デジタル
HEDTの王者Ryzen Threadripper 9980X/9970X、ついにゲーミング性能も大幅進化 -
第469回
デジタル
ワットパフォーマンスの大幅改善でHEDTの王者が完全体に、Zen 5世代CPU「Ryzen Threadripper 9000」シリーズをレビュー -
第467回
デジタル
Radeon RX 9060 XT 16GB、コスパの一点突破でRTX 5060 Tiに勝つ -
第466回
デジタル
Radeon RX 9060 XTは6.5万円でVRAM 16GBのお値打ちGPUになれたか? -
第465回
デジタル
遅れてやってきたPCIe5.0 SSDの大本命、リード14GB/秒超えのSamsung「9100 PRO」を実機レビュー -
第464回
デジタル
Radeon RX 9070シリーズの仕上がりは想像以上だったことがゲームベンチでわかった -
第463回
デジタル
Ryzen 9 9950X3Dは順当進化。3D V-Cache搭載Ryzenの最強モデルだがクセありな部分はそのまま -
第462回
デジタル
RTX 5070の足を止めた「Radeon RX 9070 XT/ 9070」レビュー - この連載の一覧へ







