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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第349回

AIは動画をどう作れるようになったのか?/ゲノム生成時代の幕開け

2025年09月23日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

AIは動画をどうやって 作れるようになったのか? ブレークスルーを解説

オープンAIのSora、グーグルのVeo 3など、動画生成AI技術が飛躍的進歩を遂げている。わずか数年前まで不可能だったリアルな映像生成を可能にしたのは「潜在拡散トランスフォーマー」という技術だ。動画生成の仕組みを噛み砕いて解説する。

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バクテリオファージをAIが設計、ゲノム生成時代の幕開け

スタンフォード大学とアーク研究所の研究チームが、AIを使ってバクテリオファージの遺伝子設計に成功した。AIモデルが提案した302種類のゲノム設計のうち16種類が実際に機能し、細菌を殺すことを確認。研究者は「完全なゲノムの初の生成設計」と評価している。

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トランジスター生んだ「好奇心」——基礎科学に大胆投資すべき理由

現代世界を支える発明の数々は、研究者の好奇心と熱意、そして政府や企業の数十年にわたる経済的支援なしには実現不可能だっただろう。だが、米国政府は最近、基礎科学の研究や、その研究分野における教育への資金提供を減らそうとしている。

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米テキサス州が「培養肉」2年間禁止、企業側は反発 訴訟へ

米テキサス州は9月1日から培養肉の販売を2年間禁止する措置を発効した。企業側は「業界を潰すのが目的」と反発、ワイルドタイプ・フーズとアップサイド・フーズは州を相手に訴訟を起こしている。

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「ろうそくの灯」が原点、 ナトリウム電池革命に挑む アフリカ出身のMIT研究者

エチオピアに生まれ、安定した電力供給を受けずに育ったMITのアバテ助教授は、持続可能なエネルギーの安定供給の研究に取り組んでいる。現在注力しているのは、エネルギー密度の高いナトリウム電池と、地下の熱と圧力を利用するアンモニア製造の2つだ。

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浅川 純:研究から事業へ、「水」で衛星を動かす宇宙起業家の現在

ペールブルーの共同創業者兼代表取締役である浅川 純は、水を推進剤とする人工衛星用推進機を開発。複数の宇宙実証を成功させ、研究開発から事業化への転換を果たしている。

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グリーン水素に急ブレーキ、いま知っておきたい3つの動向

水素エネルギーへの期待が現実の壁にぶつかっている。IEAは最新の報告書で、2030年のクリーン水素生産予測を初めて下方修正した。米欧ではプロジェクト中止が続く一方、中国は電解装置で圧倒的優位を築く。

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AIは送電網の救世主か破壊者か——急増する電力需要と効率化への期待

AIの人気が高まるにつれて、大規模データセンターのエネルギー需要が急増しており、電力料金が高騰している地域も存在する。一方、需要予測などに使うことで、AIは送電網全体に正味でプラスの効果をもたらすとの主張もある。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

eムック最新刊「AI時代の創造性 人間と機械が紡ぐ新しい表現」

印刷機、油絵の具、カメラ、レコード、シンセサイザー、コンピューター——。新しい道具の登場は、常に人間の創造性を拡張してきた。そして今、そこに人工知能(AI)という新たなパートナーが加わろうとしている。写真が絵画を「記録」から解放し、新たな表現を生んだように、生成AIもまた創作活動の可能性を押し広げる強力な力になるかもしれない。アーティスト、建築家、音楽家、マンガ家たちが模索する、AIとの共創から生まれる表現の可能性を探る。

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