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石川温のPCスマホニュース解説 第250回

防水スマホ、手洗い試験1100回 日本品質にこだわるFCNT

2025年09月01日 07時00分更新

文● 石川温

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手洗い試験、1100回繰り返す

 FCNTのスマホは、ハンドソープで洗えるというのがひとつの特長になっている。

 新型コロナやインフルエンザなどが流行すると、やはり身の回りのものはできるだけ清潔にしておきたい。そんななか、日本メーカーでは「ハンドソープで洗える」という機能性を押し出してくるようになった。

 そうした性能をアピールするとなれば、当然のことながら、検証作業が必要になってくる。

地下室にはハンドソープで洗っても問題ないか、という性能をチェックするためのスペースがあると、紹介されたのだが、単なるシンクであった。

 そこに売れ筋のハンドソープと食器用洗剤があった。

 検証作業は、実際に手の上にハンドソープを出し、スマホを丁寧に洗って、水で流す。タオルで水気を取り、ちゃんと起動するか、という手順を1100回も繰り返すのだという。

 実際、壁には紙が貼られており「正」の時がひたすら並んでいた。

 スマホの検証作業ということで、最新の機械やAIなどを使っているかと思いきや、まさかの「手洗い」&「正」のマークに驚いてしまった。

 超アナログ的な、地味な作業をひたすらこなし、ようやく「スマホで洗っても大丈夫」というスペックを勝ち取るのであった。

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