開発者インタビュー
OW2シーズン18では全ヒーローに新Perks実装され、さらに大幅にプレイフィールが変わる?
ヒーローシューター「オーバーウォッチ2」では、8月27日にシーズン18が開幕する。シーズン18では、新サポートヒーローの「ウーヤン」の実装のほか、Perksやスタジアムにも大きな変更が入るという。
今回はシーズン18について、ゲームディレクターのAaron Keller氏と、アソシエイトゲームディレクターのAlec Dawson氏にインタビューを実施した。
すべてのヒーローに新しいPerksを付与
好きなヒーローをより効果的に使えるように
──Perksが導入されて、プレイヤーにはどう評価されていると感じますか? また、開発者として今後どうしていきたいですか?
Alec Dawson氏:プレイヤーの反応はよいと思っています。やはり導入後も色々とオーバーウォッチが変わっていく中、当初からの目標としては、自分の好きなヒーローをもっと頻繁に使えるようにしたいということだったので、それは実現していると思います。Perksによって、相手のヒーロー編成やマップにおいて、好きなキャラでもより効果的に使えるようになったからです。
シーズン18での目標としては、すべてのヒーローに新しいPerksを与えることで、それは実現します。ということで、シーズン18では新たなPerksが60個ほど増えるということになります。また、ただ新しく増やすというわけではなく、例えばウィンストンの「ショートサーキット」に変更を入れるといったように、既存のPerksの変更もあります。正しくバランスを保つのはとても難しいことですが、実際に使ってもらってプレイヤーの皆さんがどのように使っていくのかというのは、とても楽しみです。
──Perks以外で、シーズン18で目玉となるコンテンツはありますか?
Aaron Keller氏:シーズン18で導入していくコンテンツやシステムなど特徴的なものが多いので、「これが目玉です」と1つをフューチャーすることができないと思っています。普段なら、新しいヒーローが出たらそのヒーローが目玉になったりしますが、今回は新しいPerksが登場することですべてのヒーローの遊び方が変わるためです。また、スタジアムモードにも大きなアップデートが入りました。新しいヒーローが4人追加されるほか、クイックプレイやクロスプレイも追加されました。さらに、新しいマップを導入した「ペイロード レース」という新モードも追加され、ドラフトも追加されるといったように盛りだくさんです。そのたえめ、今シーズンで出てくるものの1つが目玉だという風には絞り切れないです。
──Perksのアップデートによってある程度ヒーローの使用感が大きく変わることもあるかと思いますが、シーズン18において改めて注目してほしいヒーローがいれば教えてください。
Alec Dawson氏:ヒーローの中でより注目してほしいのはロードホッグです。かなり大幅に変更し、サブ射撃をリワーク前に戻しました。この変更により、ミッドレンジでも存分に戦えます。
──スタジアムも色々な変更が入るとのことですが、スタジアムを導入した段階でオーバーウォッチのプレイヤー層に変化はありましたか?
Aaron Keller氏: Perksもスタジアムもポジティブな反応をいただいております。中には、「今までのオーバーウォッチの中で現状が一番いいです」と言っていただける方もいます。我々が大きなリスクを取り、大きなシステム変更を実施するということに気付いてくれていると感じます。Perksはこれまでのゲームシステムを根本から覆すレベルの変更だったと思いますし、スタジアムはより戦略要素が高くなったモードだと思っています。この両方においてポジティブな反応をもらえるということは、今後の自身につながります。
──ありがとうございました。






