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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第102回

ANAの新境地

【超快適】ANAの"個室型"ビジネスクラスシート「THE Room FX」座ってみた!✈️

2025年06月25日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

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●実際に座ってみた!気になる居住性は?

 飛行機のシートでリクライニングできないなんて、LCCか! と思うかもしれませんが、背もたれに曲線があり、座席そのものは最大横幅約105cmとゆったりしています。実際に座ってみると、リクライニングの必要性を感じさせないほど、抜群の座り心地でした。

座席に座った状態(前面の足元が空いている状態)

そのままスライド式のテーブルを出した状態がこちら

横から見たイメージ。足元をフラットにしてソファのようにくつろぐことも可能です

 ちなみに、なお、リクライニングしないタイプのビジネスクラスシートは、フィンランドの航空会社フィンエアーがすでに導入済み。近年、快適性とスペース効率を両立させた設計として注目を集めています。

 離着陸時は椅子としてちゃんと機能するし、安定飛行時はシートに付属するクッションなどを使って、ゆったりとソファーのようにして座れます。もちろんフルフラットのベッドにもなり、最大長は約194cm。身長176cmの筆者が寝てみたところ、足先には十分なスペースがあるくらいです。

 背もたれをベッドマットとして使わないため、凹凸がほぼなく本当にフルフラットで寝やすいのもポイント。マット部分もかなり厚めで、さらに展示にはありませんでしたが、実際にはさらにベッドパッドも使用するので、これなら熟睡できそうです。

フルフラットにした状態。厚みのあるマットです

上からみた写真がこちら

実際に寝てみました! 176cm/74kgと大きめなほうのカラダですが、ゆったりと寝られます

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