このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

みやさとけいすけの工具探検隊 第87回

「なめた…詰んだ…」を救う救世主、その名も「なめた精密ネジはずし」

2025年06月16日 18時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 サイズの合っていないドライバーを手に、「……イケルだろ。」と謎の自信で挑んでネジ穴を潰し、外せなくなって後悔する……よくある話です。

 この連載でも、外せなくなったネジ用のアイテムをいくつか紹介してきましたが、この手の製品の多くは、そこそこ大きなサイズ向け。メガネや時計、ゲーム機、ノートPCなどに使われている、小さな精密ネジには無力でした。

 しかしよく考えると、精密ネジはネジ穴が小さく、ドライバーのわずかなサイズ違いに気づかず使ってしまうことが多いもの。また、少し力を加えるだけで簡単になめてしまうため、ネジ穴を潰してしまってから、ドライバーのサイズ間違いに気づくことすらあります。つまり、小さな精密ネジは、不可抗力で外せなくなる確率が高いといえるのではないでしょうか。

 まあ、サイズ間違いに気づいていようが気づいていまいが、潰れた穴が元に戻ることはないですし、ネジは外れないんですけどね。

 そんななめてしまった精密ネジを外すツールとして、アイネックスの「なめた精密ネジはずし(+0ネジ用(M1~2.6))」(実売価格1400円)を紹介しましょう!

専用ビットとハンドルがセットになった「なめた精密ネジはずし」

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

デジタル用語辞典