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ALLONEとInitial Aの「GEEK」

ありそうでなかった、ブームマイク付きでゲームにも音楽再生にも使える高音質イヤホン

2025年06月06日 15時15分更新

文● HK 編集●ASCII

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 ベタベタは6月6日、オーディオブランド「Initial A」と、ゲーミングデバイスブランド「ALLONE」が共同開発したイヤホンの第一弾「GEEK」(ギーク)を開発、9月下旬の発売に先行してクラウドファンディングを開始した。

 音楽を高音質に楽しめると同時に、ボイスチャットなどゲームとしての機能も損なわない製品を目指して開発している。リモコン付きのケーブルにブームマイクを装着できる、密閉型(カナル型)イヤホンというのはありそうでなかった製品だ。高音質をうたうオーディオメーカーのゲーミングイヤホンでは、音質はいいがリケーブルやミュートボタンがないなど不満があったり、ヘッドセット機能付きのゲーミングイヤホンは割高でブームマイクが取り外せない、あるいはハウジング部分にブームマイクがついていて装着の負担が大きいなど不満もあった。

 GEEKではこういった市場の状況を踏まえつつ、安価で使いやすいイヤホンを開発した。ドライバーはBA型ドライバーにダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成。価格はハイブリッド構成の有線イヤホンとしては安価な9900円。着脱式でかつブームマイクを装着でき、ミュートボタンを備えた付属ケーブルは別売もする予定だ(クラファンでは2980円から)。交換端子はMMCXとなっている。

 再生音のチューニングでは音の立体感や定位感などにも配慮。長時間でも疲れにくい装着感にもこだわっている。耳に沿う形状に加え、ラウンド型とオーバル型の2種類のイヤーピースを同梱。計画を上回る出資が集まった場合はストレッチゴールとしてラテックス素材のイヤーピースの追加も予定しているとのこと。ケーブルの長さは1.5m。3.5mm端子を装備。0.5mのPC用延長ケーブルも用意している。本体素材はプラスチックとアルミで、重量は約29g。

装着したところ

写真は開発中のプロトタイプ

ミュートボタン付きのマイク取り付け部分

写真のようにブームマイクが着脱式となっている

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