音楽CDのリッピングソフト「CD2WAV32」が20年ぶりに正式なバージョンアップを果たして、Windows 11に対応した「D2WAV32 for Windows11 Revision 4.00jp」(作者:もろぼし☆らむ氏)として配布が開始されたのが話題になっている。

詳しいアップデート内容は作者のサイト(https://www.mlum-factory.com/)で確認いただきたいが、ID3タグ関連をUnicodeベースにしたほか、コモンコントロールをWindows 11ベースにするなど、今のWindowsの環境に合わせたアップデートが施されている。
20年前、音楽はまだCDで購入する(レンタルする)のが主流で、iTunesの国内サービスなど、ようやく音楽配信が本格的にスタートし始める一方、CCCD問題にも直面していた時代だ。気づけばPCから光学ドライブはなくなり、PCでCDを読み込んだことがない(いやCDで音楽を聞いたことすら怪しい?)人も増えているだろう。一方で手軽に接続できるUSB対応の光学ドライブは、今でも安価に購入できる。音楽CDが手元にある人は久々に試してみてはどうだろうか。
