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原作サイドとも綿密に調整

開発陣にガチファン多数でコダワリと熱量がスゴイ「ディアブロ」×「ベルセルク」コラボインタビュー

文●八尋 編集●ASCII

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原作チームとも綿密に連絡
キャラクターがどの武器を使えるかは原作側からかなり要望があった

──今回、原作チームとも相談したという話がありましたが、今回のコラボをするにあたって、原作サイドからの要望ってあったのでしょうか?

Emil Salim氏:一番気を付けてほしいと言われたのが、使える武器ですね。どのキャラはどの武器が使えるかという、原作の雰囲気を極力壊さないでほしいというリクエストがありました。そのため、すべてのキャラクターがすべての武器を使えるというふうにはなっていません。原作チームとは、かなり綿密にコミュニケーションをとっていて、タイミングにもよりますが、ほぼ毎日のようにやり取りをしていた時期もありますし、とてもオープンにコミュニケーションしてくれると感じたので、すごくスムーズに連絡ができました。

Viviane Kosty氏:ディアブロIVについては、狂戦士のマントについて、生きているようにしてくださいとコメントをもらっていたので、どういうふうにしたら生きているマントに見えるかというのを、しっかりとやり取りをしながら作っていきました。新しいアイディアや、こちらが出す提案についても、結構広い心で受け入れていただけました。

──最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

Emil Salim氏:本当に開発陣のテンションはずっと高めで、最初から最後までかなりがんばってこのコラボを実現させました。我々が注力したのは、漫画をゲームに持って来るという考えがベースにあったので、漫画の要素や小ネタを結構入れています。そのため、これを探してみるのも楽しいんじゃないかと思いますし、わかりやすいものもあれば、意外とわかりにくいものもあったりするので、色々楽しんでいただきたいです。ベルセルクの世界観を通じて、イモータルもたのしんでほしいです。

Viviane Kosty氏:インタビューの最初でも話したんですけど、開発陣にガチガチのファンがたくさんいるというのはもともとわかっていたんですが、こんなにたくさんいたんだと感じたので、そういった意味でディアブロ開発陣からベルセルクファンに対しての、ある意味ラブレターみたいな感じのコラボになっているんじゃないかなと思います。とにかく原作に対して忠実に再現するというのを心掛けました。そういったがんばりというところを、原作のファンの方にもプレイを通じて感じてほしいなと思っています。

──ありがとうございました。

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