ミリ波も投入、本気の5G展開
ソフトバンクのエリア建設本部東海ネットワーク技術部エリア技術1課、九内隆宏氏は「昨年、LTEで使用していた3.5GHz帯の一部を5G NR化させた。これによりNRの帯域幅が40MHzほど増えている」という。
NRとはNew Radioの略で、4Gで使っていた周波数帯を5Gに置き換えたというわけだ。
これまでは、どうしても4Gに集中してつながってしまいがちであったが、これにより、5Gでの通信量が増えるのだ。
また、昨年も一部導入されていたが、今年から鈴鹿サーキット全域で5G SAが利用可能になったという。まさに、ソフトバンクは鈴鹿サーキットにおいて、本気で5G展開をしてきたというわけだ。
さらに驚くべきは、なかなか街中でお目にかかれない「ミリ波」も投入している。グランドスタンドという、ホームストレートやピットを一望できる客席の目の前にミリ派のアンテナを設置。観客の正面からミリ波の電波が飛んでくるようになっている。
実際、レースが始まる直前に速度を計測してみたが、2Gbpsを超えるスピードをたたき出していた。ただ、ソフトバンクは、今年になってようやくサムスン電子のGalaxyシリーズを扱い始めるなど、ミリ波対応端末が他社に比べて少ないとされている。実際に対応端末を持っているユーザーもかなり少ないと思われるため、「ミリ派につながれば超サクサク」といった状況になっていそうだ。
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