HYTEのY70 Touch Infinite Pandaを採用、ライザーケーブルでビデオカードを縦置き

【ゲーミングPCにおいて最強】目指しX3DとRTX 5090を選択、タッチ液晶付きPCケースに載せたら超カッコよくなった

ライザーケーブルでビデオカードを縦置きに
社内検証でしっかり強度があることも確認

──今回はビデオカードの装着にライザーケーブルを使用していますが、これはなぜでしょうか？

中嶋氏：Y70 Touch Infinite Pandaでは、ロープロファイルのカードであれば直接装着することができるのですが、一般的なビデオカードになるとライザーケーブルの利用が前提になります。弊社では、輸送事故が怖いのでライザーカードをあまり積極的に採用することはありませんでした。過去、コンパクトなケースでサイズの都合上、仕方なく利用したことがありますが、ほとんどライザーカードを扱ってこなかったといってもいいと思います。

真重氏：このライザーケーブルは社内での検証を経て、輸送や日常的な使用において十分に耐えうることが確認できています。グラボを垂直に配置したことで、上面がはっきりと視認できるのですが、ASUSさんのAstral RTX5090は細部まで緻密に作り込まれているのがわかります。機能美とともに心躍るような造形の美が楽しめるのは、ASUSさんの最上位ブランドを採用したこのモデルならではですね。

ビデオカードがライザーカードにより、地面に対して垂直に立っているのがハッキリ見て取れる

──組み立てチームからの反応はいかがですか？　Y70 Touch Infinite Pandaは組み立てしやすいケースなのでしょうか？

中嶋氏：組み立てチームからの反応はおおむね良好です。このケースは、高さはそれほどありませんが、横幅が320mmと若干広くなっています。そのため、内部空間がしっかりと確保されていて作業しやすく、とくにマザーボードベースの裏側の配線がしやすいとのことでした。

ZEFT R60RAの左側面のサイドパネルを外したところ。内部空間はかなり広めだ

一方こちらは右側面のサイドパネルを外した様子。ケーブルがキレイに中央付近で束ねられているのがわかる