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石川温のPCスマホニュース解説 第226回

アップル「iPhone 16e」早くも“月1円” キャリア春商戦の本命機種に

2025年02月25日 07時00分更新

文● 石川温

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 iPhone 16eが発表となった。6.1インチでFace ID対応という、iPhone 14の後継機種のような見た目となったため、iPhone SEの正統後継機種を待った人からすれば「がっかり」なのかもしれない。

 また、価格は128GBで9万9800円。これまた、iPhone SEと同等の価格を待っていたユーザーとすれば「高すぎる」というのが正直な感想だろう。

 ただ、これまでさまざまなメーカーが小型ディスプレイのスマートフォンを出してきた。確かに、コンパクトなスマートフォンを求めるユーザーの声は大きいが、全くといっていいほど、コンパクトなスマホは売れていない。シャープやソニー、ASUSなど、ありとあらゆるメーカーが一度はコンパクトなスマホを出すが、後継機種が出ることはない。実際、アップルもiPhoneでminiを出して失敗。iPhone SEも同じ判断なのだろう。

 「2台目として小さいのが欲しい」という人もごくわずかであり、そもそも世間的に2台持ちをする人はかなり限定的だ。

 やはり、大きな画面のほうがコンテンツを見やすいわけで、自ずとコンパクトスマホは淘汰される運命にあるのだ。

 一方で、価格だが、アメリカでは599ドルという値付けがされている。

 アップルレートとしては1ドル151.46円で換算されていることを考えると、昨今の円安基調の影響が大きいというのがわかる。

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