PC、プレイステーション5、Xbox Series X/Sの各プラットフォームでオープンβテストが実施され、いっそう期待が高まっている「モンスターハンターワイルズ」。この機会にプレイ環境をコンシューマー機から、高解像度、高画質、高フレームレートで楽しめるPC版で楽しみたいと思っている人も、さぞ多いだろう。
BTO PCを購入したり、新たにPCを組んだり、既存PCのビデオカードを換装したりと、モンスターハンターワイルズへの備えは人それぞれだが、本稿では5万円台後半から選べるGeForce RTX 4060 Ti 8GBと、7万5000円前後となるRadeon RX 7800 XTをピックアップした。
なぜなら、両GPU搭載ビデオカードなら6コア/12スレッドCPUのRyzen 5 9600X、Ryzen 5 7600X/7600や、4万円を切った14コア/20スレッドCPUのCore i5-14600KFをベースに構成すれば、パーツ一式(OS別)で20万円前後に収めることが余裕でできるからだ。
そのうえ、ともに週末特価品などに並びやすいのもポイント。過去Radeon RX 7800 XTは7万円を切っていたこともある。必ずしも特価品と巡り会えるわけではないが、年末年始にかけてけっこう期待できるかもしれない。
最も気になるパフォーマンス面ではGeForce RTX 4060 Ti 8GBは推奨スペックのひとつ上のグレードに位置する。推奨スペックの指標となっている1080P/60fps(フレーム生成)よりも高い解像度でのプレイや、高フレームレートプレイを狙えるわけだ。
Radeon RX 7800 XTは、GeForce RTX 4060 Tiの上位グレードで10万円前後となっているGeForce RTX 4070 SUPERと並ぶか少し上回る性能を発揮し、コストパフォーマスが優秀だ。しかも、4Kに次いで高精細な表示でゲームを楽しめる1440Pを実現できる。そんなゲーミングパフォーマンスに加えて、Radeonビデオカードのトピックとなるフレームレートを激増できる「AFMF(AMD Fluid Motion Frames)」も魅力的だ。