オンライン/オフライン両方で協力プレイも楽しめる!

アーロイの冒険を愉快に体験!『LEGO ホライゾン アドベンチャー』をプレイレビュー

2024年11月14日 19時30分更新

文● ミヤザキ 編集●ASCII

探索要素もたっぷり! ステージの隅々までチェックしよう

 ステージには、さまざまなギミックが用意されている。崩れた瓦礫をレゴブロックのように組み立てて修理したり、草木を炎で焼いて隠された宝箱やルートを見つけたり、こういったギミックを解いていくのも楽しめるポイント。

 なお、ステージ中には壊せるオブジェクトも存在。これらを壊すとスタッドや、攻撃用のアイテムなどが入手できるので、見逃さないようにしよう。

壊れた瓦礫を直すと、報酬としてスタッドがもらえる。ステージによっては、瓦礫を直すことで先に進めることも

写真のように壁などに草が生えている場合、その先に何かあることが多い。炎で燃やして取り除こう。焚き火越しに武器で攻撃する、もしくは炎属性の攻撃を当てれば燃やせる

遊び込める要素もあり、長く遊べる!

 ストーリーを進めつつ、アーロイたちはカルトに破壊された母の源の復興もしていく。復興するにしたがって村でできることが解禁されていくうえ、コレクション要素も増えていくので、やり込み派の人にはたまらないポイントだろう。

 建物の復興などはゴールドレゴで行い、そこに設置する飾りや施設などはスタッドで購入。ゴールドレゴはステージクリアで入手できるので個数が決まっているが、スタッドはいくら持っていてもソンはない。前でも述べたが、できるだけ多く集めるようにしたい。

ゲーム序盤で解禁されるやり込み向け要素は、キャラクターの衣装の購入。レゴでおなじみのキャラクターたちの衣装にも着替えられるので、コレクションのし甲斐もあり!

掲示板を直すと、サブクエストが受けられるようになる。報酬ももらえるので、ぜひとも挑戦してみよう

大いなる母の木を復興させると、プレイヤーキャラクターのアップグレードが行える。ちなみに、キャラクターは敵を倒すとレベルアップするので、使い続けるとより攻略がラクになる。大いなる母の木のアップグレードは全キャラクター共通だ

難しい操作なしに気軽に楽しめるのがポイント!
ついつい遊びたくなる魅力はたっぷり

 これまで紹介したように、本作は小気味よいアクションが楽しめ、やり込み要素も満載な内容になっている。オリジナル版ではプレイヤーキャラクターはアーロイだけだったが、本作ではNPCのヴァールやティルサ、エレンドたちが操作できるというところも、シリーズファンは注目ポイントだろう。

 ゲームとしてはオリジナルとはまったく別物になっているので、「Horizon」を知らない人も問題なく楽しめる。何より、ゲームの難易度がちょっと低めで、そこまでアクションが得意じゃない筆者でも、ストーリーとバトルのバランスのいい難易度「ぼうけん者」でサクサクストーリーを進められた。

 もう中年を超えた年齢の筆者としては、ユーモア部分に若干の気恥ずかしさを感じたこともあったが、それ以外は十分楽しめた。「Horizon」に触れたことのない人、レゴゲームのファン、親子で遊べるゲームを探している人は、ぜひプレイしてみてはいかがだろうか。

 

難易度は5つ用意。ゲームを開始した後にも難易度は変更できるので、自分の腕にあったものを選ぼう

【ゲーム情報】

タイトル:LEGO ホライゾン アドベンチャー
ジャンル:アクションアドベンチャー
販売:ソニー・インタラクティブエンタテインメント/スパイク・チュンソフト
プラットフォーム:PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Games Store)
発売日:発売中(2024年11月14日)
価格:
 スタンダードエディション:7980円(パッケージ版/ダウンロード版)
 デジタルデラックスエディション:8980円(ダウンロード版)
プレイ人数:1~2人(オンライン/オフライン)
CERO:B(12才以上対象)

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