製品のメリットとデメリット
以下、HP Pavilion Aero 13-bgならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイント(デメリット)に触れます。
特徴1:高いコスパ! 10万円台から買える
最近、年々高くなっているノートPC。スペック次第ですが、ハイエンドモデルではオプション次第で30万円オーバーとなる製品も展開されていますし、なかなか手が出しにくいところ。
HP Pavilion Aero 13-bgは、スタンダードモデルとパフォーマンスモデルと2タイプでの展開ですが、スタンダードモデルは直販サイトで17万6000円~、パフォーマンスモデルが19万8000円と優れたコストパフォーマンスを実現しています。
スタンダードモデルはAMD Ryzen 5 8640U搭載/512GB SSD、パフォーマンスモデルはAMD Ryzen 7 8840U搭載/1TB SSDという構成ですが、動画編集などのクリエイティブ作業を行わなければ、スタンダードモデルで十分なスペックです。
直販サイトの日本HPオンラインストアでは、キャンペーンなどで12万円から展開されていることもあるので最安値を狙って購入するのもありですね。
特徴2:軽量1kg以下で持ち運びもラクラク
「Aero」(空気)と名を冠している通り、軽さも本製品のポイントの1つ。製品サイズは約幅297×奥行211×厚さが16.5(最薄部)mm、重さは約974kg(編集部での検証)と1kg切りなので持ち運びもらくらく。片手で無理なく持てる軽さです。
学生や社会人などは通勤や通学など移動も多いと思うので、なるべくバッグの中は軽くしたいもの。持ち運びのしやすさを重視する現代人にとってはおすすめの一台ともいえそう。
本体はマグネシウム合金ボディーを使い、薄型ながら頑丈な設計。天面耐圧テストを実施しているため、圧力にも強くなっているので通勤時間帯の満員電車に乗る人でも安心ですね。
また打鍵感については個人差があるとは思いますが、日本人ユーザーに馴染み深いキー配列になっているため打ちやすく、タッチパッドも13.3型にしては広くとられているので使い心地としては問題ない印象でした。
特徴3:次世代PCにも引けをとらない性能
パフォーマンスと高いグラフィックス性能、そして省電力性を兼ね備えた最新のAMD Ryzen 8000シリーズのプロセッサーを搭載しているため、安定的なPC稼働が可能です。
また16GBのデュアルチャネルメモリーを搭載しているため、8GBメモリーと比較して1度により多くのデータを転送できるので、マルチタスクもスムーズに実行できます。
ストレージは512GB/1TB高速 PCIe NVMe M.2 SSDを搭載。クリエイターなどは別として、普段づかいをするなら512GBあれば十分かと思いますが、ここはご自身の用途にあわせて選択するといいかと思います。
CPUやストレージ、GPU(内蔵グラフィックス)はベンチマークをとっているので、パフォーマンスチェック欄を参照してください。
購入時に注意したい側面
13.3型ディスプレーがやや小さいか
コスパ良し、薄型軽量という大きなメリットがありつつも普段14型や15型や外部ディスプレー環境に慣れている人にとっては13.3型は若干小さい印象です。
とくにファミリー用途で考えている層や、大画面でYouTubeやネットフリックスを楽しみたいと思っている層には物足りないと感じてしまうかもしれません。ここはあくまで筆者目線なので、参考程度に。
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