ASRockがZ890シリーズの説明会を実施、部品の高耐久性をアピール
ASRockがZ890シリーズマザーボードの新製品説明会を日本支社で開催した。発表したのは全13製品。10月25日より販売を開始する(各製品の市場想定売価は記事末に掲載)。
ASRock Z890マザーの最大の特徴は安定性を向上させる
1000μFコンデンサーとMemory OC Shield
通常のマザーボードの電源回路に使われているコンデンサーの静電容量は560μF(マイクロファラド)が標準だが、ASRockは素材のフィルムから見直しをして、1000μFの静電容量を持つコンデンサーを560μFのサイズで実現した。すべてのZ890マザーにおいて1000μFコンデンサーを採用しており、電力供給の安定性が向上しているだけでなく、部品点数を少なくできるため故障率も下がっている。
また、すべてのZ890マザーにおいてメモリーのオーバークロック性能と安定性を向上させるMemory OC Shieldをメモリースロット付近に搭載する。これによりオーバークロックメモリーの動作を安定させられる
Taichiシリーズ
シリーズ最上位となるのがTaichiだ。水冷ブロックを装備する「TAICHI AQUA」、オーバークロッカー向けの「TAICHI OCF」、機能全部入りのフラッグシップ「TAICHI」、TAICHIから発光機能を省いた「TAICHI LITE」の4製品をそろえる。