シャオミの高性能カメラ搭載スマートフォン「Xiaomi 14T」「Xiaomi 14T Pro」が日本でも発表されました。グローバルではすでに各国で販売が始まっています。筆者は9月26日、ドイツで行なわれた発表会を取材しましたが、現地でもシャオミ人気の高さを実感しました。今回はドイツの家電量販店の様子をお見せします。
ドイツにはSaturnなど大手家電量販店がいくつかありますが、大型店ではシャオミの販売コーナーはかなり広いスペースを占めています。販売されているのもスマートフォンだけではありません。
Xiaomi 14T発表直後にフランクフルトのお店を訪問しましたが、シャオミコーナーにはさっそく案内が出ていました。また端末を見ているとスタッフがやってきて「予約できるよ」とも。
端末の展示はXiaomi 14の隣にXiaomi 14T Proが置いてありました。Xiaomi 14Tが展示されていなかったのは、スペースの問題なのかもしれません。価格を考えるとハイエンドのXiaomi 14T Pro、手の届きやすい価格のXiaomi 14、という売り方もありなのかも。
Xiaomi 14Tの反対側にはRedmi Note 13シリーズが展示されていました。実はヨーロッパではRedmiシリーズ全般がよく売れています。アジアやアメリカのようにハイエンドの新機種を毎年買い替えるという人の割合は少なく、それよりも実用性があってコスパの良いモデルを買う人が多いように感じます。実際、ベルリンの地下鉄の中でもRedmiシリーズを持っているドイツ人をよくみかけました。
家電量販店はお買い得商品をワゴンセールのようにして売りますが、そこでもRedmiシリーズは良く売られています。これは投げ売りというよりも日用品として手軽に買えるモデル、という感覚。細かいスペックを気にすることなく、ある程度の性能とカメラがあれば十分と考える人には、ワゴンで売っている端末を選ぶのが簡単です。
ヨーロッパでは都市内移動に人気の電動キックボードも販売。実はシャオミのキックボードは海外で人気の製品です。無名メーカーの製品と比べると、品質や性能の安心感は各段に違います。
さらにシャオミはスマートウォッチやリストバンドも低価格モデルが多く人気ですが、家電量販店のスマートウォッチコーナーにはシャオミ専用のスペースがありました。製品の数が多いのでシャオミだけでも1つのコーナーが作れるのでしょう。日本でも売れている低価格なリストバンド「Xiaomi Smart Band」ももちろん販売されています。
ただし唯一残念だったのが、最上位モデルである高性能カメラフォン「Xiaomi 14 Ultra」の展示がなかったこと。スタッフに聞くと注文すれば入荷するとのことでした。ヨーロッパでの価格は1299.99ユーロ(約21万1000円)とかなり高く、まだここまで高性能なシャオミのスマートフォンを求める人は少ないのかもしれません。
とはいえ、Xiaomi 14Tシリーズのライカカメラが話題になれば、Xiaomi 14 Ultraの知名度も上がっていくでしょう。
今から数年前、ファーウェイがライカとコラボしたあとから、ドイツを中心にヨーロッパでは同社のスマートフォン人気が上がっていきました。今はシャオミがその道を歩んでいるように見えます。
コスパの高いRedmiと合わせ、これから出てくるシャオミの新製品は年々ドイツ、そしてヨーロッパでもさらにメジャーな製品になっていくことでしょう。

この連載の記事
-
第790回
スマホ
バッテリーの発火事故に備える! 続々増える「半固体電池」採用のモバイルバッテリー -
第789回
スマホ
台湾のモトローラポップアップストアでレトロな名機を発見! -
第788回
スマホ
OnePlusの原神コラボスマホが再び! 今度は神里綾華モデルだ! -
第787回
スマホ
WindowsもMacもつながるOPPOの「O+ Connect」でリモートデスクトップを試す -
第786回
スマホ
ASUSとコジマプロダクションのコラボPC「ROG Flow Z13-KJP」をチェック -
第785回
スマホ
ファーウェイのフラグシップスマホは「Mate 80」まで独自進化! テレコンレンズ装着可 -
第784回
スマホ
水冷スマホも触り放題! REDMAGICのリアルストアが中国・深圳にオープン -
第783回
スマホ
第3第4のモバイルOSを目指していた!? Sailfish OSが再浮上で「Jolla Phone」登場 -
第782回
スマホ
デジタルデトックスに必要なのは「カメラなし」スマホだ! -
第781回
スマホ
まだまだ生き残っているWikoのスマートフォン、2025年モデルを確認した -
第780回
スマホ
今度のアストンマーティンスマホは「タイヤ交換」のようなカメラ部のデザイン変更が面白い - この連載の一覧へ























