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Stable Diffusion入門 from Thailand 第20回

話題の画像生成AI「FLUX.1」をStable Diffusion用の「WebUI Forge」で動かす(高速化も試してみました)

2024年08月18日 17時00分更新

文● 田口和裕

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まとめ

 Stable Diffusion WebUI ForgeでFLUX.1モデルを使った画像生成を試してきた。ComfyUIでも特に問題なく生成は可能だが、慣れ親しんだWebUI系が使えるのは大歓迎だ。

 また、メモリー管理および量子化のおかげでVRAMが少ないGPUでも動作するという報告も続々入っている。

 8月14日には「X」のプレミアムユーザーが利用できるチャット型AI「Grok」に搭載された画像生成機能にもFLUX.1モデルが利用されているようだ。

 Stable DiffusionやMidjoueneyに匹敵する画像生成能力をもちつつライセンスや価格にも優れたバランスの取れた画像生成モデルとしてFLUX.1シリーズの勢いはしばらく続くと思われる。

 
田口和裕(たぐちかずひろ)

 1969年生まれ。ウェブサイト制作会社から2003年に独立。雑誌、書籍、ウェブサイト等を中心に、ソーシャルメディア、クラウドサービス、スマートフォンなどのコンシューマー向け記事や、企業向けアプリケーションの導入事例といったエンタープライズ系記事など、IT全般を対象に幅広く執筆。2019年にはタイのチェンマイに本格移住。
 新刊:発売中「生成AI推し技大全 ChatGPT+主要AI 活用アイデア100選」、:https://amzn.to/3HlrZWa

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