前へ 1 2 3 4 5 次へ

JN-i27QR-C65W-HSPをレビュー

USB Type-C給電&KVM対応の27型WQHDディスプレーで約2.8万円は即ポチ損なしの最安級

文●松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
USB Type-C給電&KVM対応の27型WQHDディスプレーで約2.8万円は即ポチ損なしの最安級

 JAPANNEXTの「JN-i27QR-C65W-HSP」は、WQHD(2560×1440ドット)のIPSパネルを採用する27型ディスプレーだ。最大65W給電のUSB Type-CポートやKVMスイッチに対応するなど、トレンドの機能もしっかり押さえている。

 それでいて、販路をAmazonに限定することで価格は2万8480円と同条件では最安級を実現。実売価格3万円を超えてくるディスプレーも珍しくない条件なので、この優れたコストパフォーマンスが本製品の大きな特徴となっている。

 一方で、リフレッシュレートは最大75Hzと高くない。ゆえに、ゲーミングではなく、普段使いやデスクワーク向けの「ちょうどいい」バランスが魅力のモデルと言えるだろう。

 本稿では、JAPANNEXTから貸与されたJN-i27QR-C65W-HSPの製品サンプルで製品の外観や特徴、気になる機能などをチェックしていく。

USB Type-C給電&KVM対応の27型WQHDディスプレーで約2.8万円は即ポチ損なしの最安級

JAPANNEXTの27型WQHD液晶ディスプレー「JN-i27QR-C65W-HSP」。Amazon価格は2万8480円

IPSパネルで高精細、色域も広くリッチな画面表示

 JN-i27QR-C65W-HSPの液晶パネルは、上下左右178度と広い視野角を備えるIPSパネルで、光沢のないノングレアタイプ。WQHDの高解像度であることに加え、最大輝度は一般的な室内環境では十分な400cd/m2。sRGB:100%・DIC-P3:98%カバーと色域が広いなど、パネルのスペックもあなどれない。

USB Type-C給電&KVM対応の27型WQHDディスプレーで約2.8万円は即ポチ損なしの最安級

ノングレアのIPSパネルを採用。高精細かつ広色域で、パネルの素性も悪くない

USB Type-C給電&KVM対応の27型WQHDディスプレーで約2.8万円は即ポチ損なしの最安級

sRGB:100%、DIC-P3:98%の広色域をカバー

 実際にPCを接続して画面を表示してみると、大画面ながら高解像度による精細な画面表示、色表現の鮮やかさも相まって、見栄えは非常に良い印象だ。

 HDRコンテンツにも対応しており、普段使いやデスクワークでの利用に限れば不足を感じる人はまずいないだろう。3万円切りとかなり安価なので、マルチディスプレー環境などにも導入しやすい点は大いに評価できる。

 本製品はAMDの画面同期技術「FreeSync」もサポート。ゲームのようなフレームレートが変化する環境での画面のカクつき・チラつきを抑えられる。

USB Type-C給電&KVM対応の27型WQHDディスプレーで約2.8万円は即ポチ損なしの最安級

FreeSyncにも対応。フレームレートとリフレッシュレートのズレによるカクつき・チラつきを抑えられる

 ただし、最大リフレッシュレートは75Hz、応答速度も8ms(オーバードライブ時、GtoG)と遅めなので、そもそも高いフレームレートでのゲームプレイには向かない。

 とはいえ、画面自体はなかなかキレイなので、WQHD・フレームレート60fps前後の設定を許容できるなら、ゲーム用途でもそれなりの満足感がある。そういう場合は「FreeSync」も有用なので、覚えておくといいだろう。

前へ 1 2 3 4 5 次へ

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2021年
08月
09月
10月
2020年
06月
07月