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仕事や学習、家庭を持つあなたにピッタリ! マウスコンピューターのお勧めノートPCはこれだ!

文●柴田尚 編集●ハイサイ比嘉

提供: マウスコンピューター

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 マウスコンピューターは、モバイルPCやホームノートなど多種多様なノートPCを発売しており、どの製品も魅力的で迷ってしまう方もいるはず。そこで今回は、目的別や使い方に合ったぴったりのマシンを紹介したい。

 インテルN100搭載でお子さんにも使わせやすい14型モバイル「mouse B4」、約10時間駆動の14型ノート「mouse F4」、据え置き中心で使いやすい15.6型「mouse B5」「mouse A5」、GeForce搭載でコスパ最強といえる15.6型「mouse K5」、大画面でデスクトップPC代わりに使える17型「mouse F7」「mouse K7」の順番に取り上げた。

「mouse B4」―6万9800円からのお手頃価格、お子さんなど家族向けノートやサブマシンに最適な14型モバイルPC

 家族、特にお子さんが初めて使うPCやサブマシンが必要なら、14型モバイルPC「mouse B4-I1U01PG-B」がオススメ。なんと直販価格6万9800円からと非常にお手頃なのだ。CPUに「インテル プロセッサー N100」(以下、インテルN100)を採用したファンレス設計となっているため、非常に静かに動作する点もポイント。軽さ約1.33gのため、職場や学校をはじめ屋外に持ち出しやすい。

14型モバイルPC「mouse B4-I1U01PG-B」は、CPUとしてインテルN100を採用。軽さ約1.33gのため、持ち歩きに便利だ(画像をタップすると外部サイトに移動します)

 またmouse B4-I1U01PG-Bは、アメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の信頼性テストを第三者認証機関で実施済み。「衝撃」「低圧(高度)」「高温」「低温」「温度変化」「湿度」「振動」「船舶振動」の8項目をクリアしているため、カバンに入れた状態で満員電車に乗っても安心なのだ。

キーボード(日本語88キー)はキーピッチが19.1mmで、キーストロークは約1.2mm。十分な広さを確保しており、打鍵しやすい

「mouse B4-I1U01PG-B」の主なスペック
型番 B4I1U01PGBBAW101DEC B4I1U01PGBBA1S01KEC
ディスプレー 14型(1920×1080ドット、ノングレア)
CPU インテル「インテル プロセッサー N100」(4コア/4スレッド、最大3.40GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー 16GB(シングルチャネル) 8GB(シングルチャネル)
ストレージ 256GB NVMe M.2 SSD 128GB NVMe M.2 SSD
無線機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
Webカメラ 100万画素(プライバシーシャッター付き)
駆動時間 動画再生:約4.5時間 アイドル状態:約9.5時間(JEITA 3.0)、約8.5時間(JEITA 2.0)
インターフェース USB 2.0 Type-A×1、USB 3.0 Type-A×1、USB 3.0 Type-C×1(PD対応、充電専用)、HDMI出力×1、microSDカードスロット、4極ヘッドホン/ヘッドセット端子×1
サイズ/重量 幅325.2×奥行218.8×高さ19.4mm/約1.33g
オフィスソフト Microsoft 365 Basic 1年版 デジタルライセンス版(Windowsライセンス認証日から180日以内にライセンス認証が必要)
OS Windows 11 Home(64bit) Windows 11 Home(Sモード、64bit)
直販価格 7万9800円 6万9800円

 第12世代以降のインテル Core プロセッサーは、パフォーマンスの高さを重視したPコア(高性能コア)と、電力効率重視のEコア(高効率コア)という2種類のコアを組み合わせた、ハイブリッドアーキテクチャーを採用している。インテルN100は、低消費電力のEコアのみで構成されたCPUで、Webサイトの閲覧や動画サイトの視聴、あるいはワープロソフトや表計算ソフトを使うといった一般的な作業を十分こなせる性能で知られている。

 次のグラフは、CPU性能を計測できるベンチマークソフト「CINEBENCH R23」を使って、インテルN100搭載のmouse B4-I1U01PG-B(メモリー容量16GB)と、Celeron N4120搭載の従来製品(メモリー容量8GB)の性能を比較したものだ。従来CPUと比較して、インテルN100はMultiの数値が約71%向上、Singleが約90%アップしていることが分かる。なお、Single(Single Core)はCPUの1コアあたりの性能(シングルスレッド性能)を測るもので、この数値が高いほど軽快な動作を体感しやすい。Multi(Multi Core)はCPUの全コアの性能(マルチスレッド性能)を計測するもので、CPUの最大性能を見る目安となる。

CPU性能を計測できるベンチマークソフト「CINEBENCH R23」を使って、インテルN100搭載のmouse B4-I1U01PG-B(メモリー容量16GB)と、Celeron N4120搭載の従来製品(メモリー容量8GB)の性能を比較

 mouse B4-I1U01PG-Bは映像出力としてHDMI端子を備えており、最大2画面のマルチディスプレイ環境を手軽に構築できる。インターフェースにはUSB 2.0 Type-A、USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-Cを搭載しているので、さまざまな周辺機器をつなげやすい。Bluetooth 5を利用できるため、ワイヤレスのヘッドセットなども接続できる。

右側面には、USB 3.0 Type-C(データ通信専用)、USB 3.0 Type-A、HDMI端子、電源ポート(Type-C形状。PD対応、充電専用でデータ通信は不可)、電源端子(別売りのACアダプター用)を搭載

左側面には、USB 2.0 Type-A、microSDカードスロット、4極ヘッドホン/ヘッドセット端子がある

付属の65W USB PD充電器は非常にコンパクト。重量は約140gのため、mouse B4-I1U01PG-B本体と合わせて持ち歩きやすい

「mouse F4」―軽さ約1.37kg、約10時間のバッテリー駆動で会社や学校に持ち運んで使える14型モバイル

 会社や学校にモバイルPCを持ち運びさまざまな作業を行いたいなら、14型サイズで軽さ1.37kgの「mouse F4-I5U01OB-A」もオススメだ。バッテリー駆動時間が約10時間もあるため、バッテリー切れで困ることはないだろう。しかもCPUとして第12世代のインテルCore i5-1240Pを採用しながら、直販価格11万4800円からとお手頃なのもうれしい。コストパフォーマンスが良好なのだ。

14型モバイルPC「mouse F4-I5U01OB-A」。軽さ約1.37kg、約10時間のバッテリー駆動時間が魅力(画像をタップすると外部サイトに移動します)

 mouse F4-I5U01OB-Aにはメモリー容量16GB/ストレージ容量256GBの「F4I5U01OBABAW102DEC」、メモリー容量8GB/ストレージ容量512GBの「F4I5U01OBABAW101DEC」の2モデルがあり、予算に余裕があるなら購入画面でメモリーやストレージの容量をカスタマイズしたいところ。それぞれ増量するとさらに使い勝手がアップすること間違いなしだ。

「mouse F4-I5U01OB-A」の主なスペック
型番 F4I5U01OBABAW102DEC F4I5U01OBABAW101DEC
ディスプレー 14型(1920×1080ドット、ノングレア)
CPU インテル Core i5-1240P(Pコア:4、Eコア:8、16スレッド、最大4.40GHz)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵) メモリー1枚時(シングルチャネル):インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵)、メモリー2枚時(デュアルチャネル):インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー 16GB(デュアルチャネル) 8GB(シングルチャネル)
ストレージ 256GB NVMe M.2 SSD 512GB NVMe M.2 SSD
無線機能 Wi-Fi 6、Bluetooth 5
Webカメラ 100万画素(Windows Hello対応)
駆動時間 約10時間(JEITA 2.0)
インターフェース USB 3.0 Type-A×2(右側面の端子は常時給電に対応)、USB 3.1 Type-C×1(USB PD対応、画面出力対応)、Thunderbolt 4×1(USB PD対応、画面出力対応)、HDMI出力×1、SDカードスロット、4極ヘッドホン/ヘッドセット端子×1
サイズ/重量 幅320×奥行215×高さ19mm/約1.38kg 幅320×奥行215×高さ19mm/約1.37kg
OS Windows 11 Home(64bit)
直販価格 11万9900円 11万4800円

 mouse F4-I5U01OB-Aが搭載しているCore i5-1240Pは、Pコア(高性能コア:4)とEコア(高効率コア:8)という2種類のコアを組み合わせるという、第12世代以降でおなじみのアーキテクチャーを採用したCPUだ。自動的に効率よくコアを使い分けるようになっており、オフィスワークなどのビジネス用途、動画視聴といったエンタメ用途のどちらでも快適に動作する。

「CINEBENCH R23」(Single Core)を使って、Core i5-1240P搭載のmouse F4-I5U01OB-A(メモリー容量16GB)と、Core i5-10210Uを搭載した従来製品(メモリー容量16GB)の性能を比較。“Single”の数値が高いほど軽快な動作を体感しやすい。ゲームなどのソフトを動かしたい場合もこの数値が重要だ

こちらは、CINEBENCH R23(Multi Core)によるベンチマーク比較。“Multi”は、文書作成や表計算を使ったオフィスワークなど、複数のソフトを同時に使うならチェックしたい数値だ

 またCore i5-1240Pは、グラフィックス機能として「インテル Iris Xe グラフィックス」を内蔵しているものの、メモリー容量が8GB(シングルチャネル)の場合インテル UHD グラフィックス相当の性能となる。メモリー容量16GB(デュアルチャネル)以上の場合本来の性能を発揮できるため、たとえばビジネスの場面ではビデオ会議の映像がなめらかに表示されるといったメリットを得やすい。動画視聴やゲームプレイといったエンタメもより楽しみやすくなるので、メモリー容量は16GB以上にカスタマイズしたいところ。

 14型液晶ディスプレーはベゼルが狭い設計を採用しており、画面に集中しやすい作り。さらに、HDMI端子、Thunderbolt 4、USB 3.1 Type-Cにより、本体の液晶ディスプレーと合わせて最大4画面のマルチディスプレイ環境を構成できる。ディスプレー上部のWebカメラはWindows Helloによる顔認証に対応しているため、安全にログインできる。カフェなど周囲に人がいるなかでパスワードを直接入力すると盗み見られる危険性があるため、ぜひ活用してほしい。

14型液晶ディスプレーは狭ベゼル設計を採用しており、画面に集中しやすい

ディスプレー上部にはWebカメラを配置。Windows Helloによる顔認証に対応しており、パスワードを直接入力する必要がない

mouse F4-I5U01OB-Aのキーボード(日本語83キー)は、キーピッチ約19mm、キーストローク約1.2mmを確保している

 mouse F4-I5U01OB-Aの本体サイズは幅320×奥行215×高さ19mmで、フットプリントがA4用紙(297×210mm)に近いため一般的なビジネスバッグにスルッと収まってくれる。バッテリー駆動時間はカタログスペックで約10時間(JEITA 2.0)もあるため、外出時にバッテリー切れの心配は少ない。

ACアダプターは小型サイズのため、mouse F4-I5U01OB-A本体と一緒に持ち運ぶ必要がある場合でも負担になりにくい

 またマウスコンピューターでは、購入時のカスタマイズ画面でACアダプターを追加で購入できるのもうれしいポイント。職場用と自宅用のACアダプターを用意しておき、持ち運ぶ手間をなくしたいというニーズにも応えてくれているのだ。1週間に1~2回出勤するハイブリッドワークの場合なら、追加のACアダプターをカバンに常備しておくと、職場でのバッテリー切れというトラブルをなくせる。

購入時のカスタマイズ画面でACアダプターを追加で購入できる。職場用や自宅用、あるいは持ち運び用など複数のACアダプターを用意したい方は要チェック

 mouse F4-I5U01OB-Aはインターフェースが充実しているため、さまざまな周辺機器を接続しやすい。右側面にはThunderbolt 4(USB PD対応、画面出力対応)、USB 3.0 Type-A(常時給電に対応)、HDMI端子、電源を配置。左側面には、USB 3.1 Type-C(USB PD対応、画面出力対応)、USB 3.0 Type-A、SDメモリーカードリーダー、4極ヘッドセット/ヘッドホン端子が並んでいる。右側面のThunderbolt 4、左側面のUSB 3.1 Type-CはUSB PDによる入出力に対応しているため、前述の追加ACアダプターを接続できる。SDメモリーカードリーダーは、デジカメやドライブレコーダーで使っているSDメモリーカードの映像を読み取るときに便利だ。

右側面には、Thunderbolt 4(USB PD対応、画面出力対応)、USB 3.0 Type-A(常時給電に対応)、HDMI端子、電源を採用

左側面には、USB 3.1 Type-C(USB PD対応、画面出力対応)、USB 3.0 Type-A、SDメモリーカードリーダー、4極ヘッドセット/ヘッドホン端子がある

 またmouse F4シリーズでは、さらに高い性能を求める方に向けて軽さやサイズ、使い勝手はそのままに、CPUとして第12世代のCore i7-1260Pを搭載した14型「mouse F4-I7I01OB-A」も用意されている。メモリー32GB/ストレージ1TBの「F4I7I01OBABAW102DEC」と、メモリー16GB/ストレージ512GBの「F4I7I01OBABAW101DEC」の2モデルがあるので、チェックしておこう。

「CINEBENCH R23」(Single Core)を使って、 Core i7-1260P搭載のmouse F4-I7I01OB-A(メモリー容量16GB)と、Core i7-10510Uを搭載した従来製品(メモリー容量16GB)の性能を比較

こちらは、CINEBENCH R23(Multi Core)によるベンチマーク比較だ

「mouse F4-I7I01OB-A」の主なスペック
型番 F4I7I01OBABAW102DEC F4I7I01OBABAW101DEC
ディスプレー 14型(1920×1080ドット、ノングレア)
CPU インテル Core i7-1260P(Pコア:4、Eコア:8、16スレッド、最大4.70GHz)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー 32GB(デュアルチャネル) 16GB(デュアルチャネル)
ストレージ 1TB NVMe Gen4×4 M.2 SSD 512GB NVMe M.2 SSD
無線機能 Wi-Fi 6、Bluetooth 5
Webカメラ 100万画素(Windows Hello対応)
駆動時間 約10時間(JEITA 2.0)
インターフェース USB 3.0 Type-A×2(右側面の端子は常時給電に対応)、USB 3.1 Type-C×1(USB PD対応、画面出力対応)、Thunderbolt 4×1(USB PD対応、画面出力対応)、HDMI出力×1、SDカードスロット、4極ヘッドホン/ヘッドセット端子×1
サイズ/重量 幅320×奥行215×高さ19mm/約1.38kg
OS Windows 11 Home(64bit)
直販価格 15万9800円 14万9800円
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