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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第56回

NVIDIAジェンスン氏も訪れる寧夏夜市に行ってみた

台湾の夜市で“せんべろ“チャレンジ 円安でも安くてビールに合う屋台料理はこれでした

2024年07月17日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

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■3.牛の串焼き:25NTD(約121円)

 こちらはガラスケースの冷蔵庫の中に、生の状態で串焼ようのネタが置かれていて、食べたいものをトレーにピックアップして焼いてもらいます。生から焼くのでちょっと時間がかかりました。いちばん安い牛の串焼きで肉質はそこまでよくはありませんでしたが、焼きたてということで、そのぶん美味しさアップでした。

ガラスケースから食べたい品をトレーにチョイス

その場で焼いてくれるので、混んでいるときはちょっと時間がかかります

安い肉ですが焼きたて手美味いし「そうそう、屋台なんでこういうので良いんだよ」という感じでいただきました

■4.鶏魯飯(小):50NTD(約243円)

 〆の炭水化物には、豚肉の魯肉飯と鶏肉の鶏肉飯をミックスしてトッピングした鶏魯飯。小さいサイズでも十分なボリュームがあり、夜市を歩き回って疲れたカラダに、しょっぱいタレが染み渡ります。

人の多さと、屋台の調理器具の熱で汗だくでしたが、そのカラダに塩っ気が染みて美味い!

ご飯を食べたくて、鶏魯飯をオーダー

魯肉飯と鶏肉飯の両方をご飯の上に載せてくれます

■5.クリスピーミルク:30NTD(約146円)

 ミルクを小麦などで固形化し、それにパン粉をつけて揚げたもの。サクッとした食感でミルクの甘い味がそのあとに広がります。どちらかというとデザートな感じ。

牛のイラストが描かれていて、なんだろう? と思ったら、ミルク揚げでした

その場で揚げて調理。ちなみにCrispy Milkは30NTD(約146円)で、ひとまわり大きいのは「揚げオレオ」(50NTD(約243円))です。オレオも気になりますね

外はサックリ、中はねっとりと甘いミルク。最後のデザートに最適だと思います(筆者は最初に食べちゃったんですが)

最終的に約1000円で大満足、楽しい夜になりました

 というわけで、台北・寧夏夜市でのせんべろチャレンジは、缶ビール2本と屋台料理5品で合計209NTD。1NTDを余らせてのフィニッシュ!! ……といきたいところなのですが、ここでお詫びが。実はチャレンジ前に買ったビールを1本28NTD(約136円)と計算して夜市に挑むべきだったのですが、1本27NTDと勘違いしていました。飲む前から酔ってたのかなぁ……。結論、1NTDオーバーだったので、もし途中で気がついていたら、50NTDの鶏魯飯を40NTDの鶏肉飯にしていたかな、という感じです。

屋台での食べ歩きはやっぱり楽しい!

 インフレと円安で、食べたいと思った料理が予算オーバーで選べないという厳しさはありましたが、それが逆にゲーム的で結構楽しかったです。台湾には寧夏夜市以外にも数多くの夜市がありますし、東南アジアは比較的物価が安く、こういった屋台街も多いので、機会があれば別の台湾夜市や渡航先でもまた「せんべろチャレンジ」をしてみますね!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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