サムスン、グーグル、モトローラが“前倒し”
まず、サムスン電子の新製品発表よりも前に発表して目立とうとしてきたのがモトローラだ。
6月24日にアメリカ・ニューヨークで折りたたみスマホである「razr 50シリーズ」を発表。パーティではパリス・ヒルトンがDJとして登場するなど世間の関心を集めた(ちなみにパリス・ヒルトンは2006年、NTTドコモがモトローラ「M702iS」を発売した際、築地本願寺で開催されたイベントのために来日している)。
また、例年のスケジュールを大きくずらしてきたのがグーグルだ。
例年、10月初旬開催であったPixel関連の新製品発表会が、今年は8月13日開催となった。
8月13日なんて、日本はお盆休みの真っ只中だし、アメリカやヨーロッパもホリデーシーズンで多くの関係者にとって夏休みシーズンであるはずだ。
なぜ、こんなにも前倒しにしてくるのか。
やはり、グーグルPixelとしては「AIスマホ」として確固たるポジションを築きたいのだろう。
今年6月に開催された開発者向けイベント「Google I/O」の基調講演はGeminiの発表が中心で、Android関連の発表はかなり限定的であった。
そんななか、アップルはWWDCで「Apple Intelligence」を発表。AIによってiPhoneの使い方が変わるプレゼンを展開した。
では、AndroidがGemini対応でどうなっていくのか。
グーグルとしては例年、9月に開催されるアップルのスペシャルイベントよりも先に発表、発売して、Apple Intelligenceに先手を打っておきたいのではないか。

この連載の記事
-
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い -
第268回
トピックス
mineoが“フルMVNO”に挑む理由 格安スマホ市場の変化が背景に -
第267回
トピックス
菅元首相に“ハシゴを外された”楽天モバイルの踏ん張りに期待 -
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 -
第264回
トピックス
KDDI×ローソンが挑む“ニュータウン再生” 住民は不安も、採算に自信 -
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に - この連載の一覧へ












