京王百貨店が生まれ変わる改装第三弾 6階・7階に新たに計11店舗を順次オープン

文●西新宿LOVEWalker

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 京王百貨店は3月7日までに、6階と7階に新たに計11店舗を順次オープンする。

 新宿再開発に伴う周辺環境の変化に対応すべく段階的に進めている新宿店改装で、2022年秋に服飾フロアにおよそ30店舗、2023年春に食品フロアに14店舗を新規導入した改装に続く第三弾となる。

 今回の改装では、引き続いて「FUN(よろこび・楽しさ)とFAN(ファン・愛好家)が集まる場」をテーマに計11店舗を誘致。好調領域であるギフト雑貨や趣味性の高いキャラクター雑貨の強化と、エリア需要の高い人気ショップを拡充するほか、4階婦人服フロアを含む3フロア合計でおよそ30店舗をリニューアル。本改装では新宿店売場面積のおよそ1割、2022年秋以降を含めるとおよそ4割が新たな装いとなり、およそ10年ぶりとなる全館にわたっての大規模改装を完了する。

  子ども服売場や大催場を置く7階は、小さな子どものいる子育て世代からその祖父母世代まで3世代での利用が全館の中でも最も多いフロアだという。キャラクター雑貨やライフスタイル雑貨など立ち寄るだけでも楽しいショップを充実させ、集客・来店頻度の向上により次世代顧客の獲得につなげるという。

 人気キャラクターの期間限定ショップを展開するポップアップストア型の店舗「パイレーツファクトリーギフツ」が2月20日にオープンするほか、2月22日にはデンマーク・コペンハーゲン発のライフスタイル雑貨ストア「フライング タイガー コペンハーゲン」がオープンする。

フライング タイガー コペンハーゲン
店舗イメージ

 有名キャラクターグッズなどをバラエティー豊富に揃える「ザッカニア」(2月16日オープン済)や、親子3世代やインバウンドなど幅広い層から人気を獲得し好調な「サンリオ」は店舗規模をおよそ2.5倍に拡大・移設(2月16日オープン済)。

サンリオ

 食器・寝具をはじめとする家庭用品や宝石・美術品など、家で過ごす時間を豊かにするアイテムが揃う6階は、「上質な暮らしを提案する」という百貨店に求められる役割はそのままに、既存顧客の満足度をより高めるとともに若年層からも注目が高まっている「眠り」に関するコーナーの再強化やインテリア雑貨のショップを拡充。

 ファッション小物やインテリア雑貨などを幅広く揃える「レイジースーザン」が2月22日にオープンするほか、全国の職人とともに手掛けた毎日の暮らしを楽しむ服や小物などを揃える「石見銀山 群言堂」が3月7日オープン。

レイジースーザン ※イメージ

石見銀山 群言堂 ※イメージ

 また、「エアウィーヴ」「ロフテー枕工房」がコンバインショップとしてリニューアル(2月19日リニューアルオープン済)したほか、ヨーロッパの輸入寝具「ベッテンスタジオ」、オランダのダイヤモンドジュエラー「ロイヤル・アッシャー」など順次オープン/リニューアルオープン。

エアウィーヴ&ロフテー 店舗イメージ

 このほか、衣料品や美容・健康、ハンドバッグ、雑貨などをワンフロアで展開する4階も改装され、フロアの主力である婦人アパレルおよそ20店舗をリニューアルし、サイズバリエーションやファンを多く持つ好調ブランドを拡充するなど既存顧客から支持されているミセス・シニア向けの「デイリーカジュアル」衣料を再強化する。

左より、「アズ ノゥ アズ ドゥ バズ/アズ ノゥ アズ オオラカ」、「ローズティアラ」「ニューヨーカー/アトラエル」

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

■関連サイト